わが友に贈る・寸鉄・きょうの発心・スタートライン 他

2013年4月22日(月)更新:3
【「5・3」を記念 モスクワ大学サドーヴニチィ総長とSGI会長の対談集「明日の世界教育の使命」発刊】
〈「科学と宗教」「文明間対話」など展望する語らい〉
●「言葉」と「文字」こそ希望の未来を開く力!
●「時代は変化しています。新しいテーマが生まれています。私は先生とさらに対話を続けたいのです」との総長の言葉から、新たな対談が開始。往復書簡を通して対談が進められてきた。
 21世紀における大学の使命の展望から始まる対談は、「教育のための社会へ」との命題に貫かれながら、「科学時代の哲学と宗教」「文明間対話」など縦横に語らいが広がる。
 また同書には対談の後に「第2部」として、SGI会長の長編詩「偉大なるモスクワ大学に捧ぐ 民衆の大地に立つ英知の光の柱」などを収録している。
 「青年の育成」に生涯を捧げてきた2人が、「百年の大計」から深き思索に立脚して繰り広げる対談は、地球社会の進むべき道を照らす一書となろう。
   (聖教新聞 2013-04-20、以下同)


【わが友に贈る】
 本紙を支えてくださる
 全ての皆様
 いつもありがとう!
 偉大なる広布の使者に
 健康・福徳・勝利あれ!


奈良県書店商業組合が池田大作名誉会長に感謝状】
●感謝状には「作家 詩人 写真家としても多数の著作を発表し全世代に向けて力強い希望のメッセージを送られています」等と綴られている。
●西山関西長が名誉会長の謝辞を代読。このなかで名誉会長は、“文化と英知の都”奈良への敬意を述べた後、歌集「万葉集」の時代以来、奈良こそ日本における「文字・活字文化」の発信源であると言及。活字の力で、青年に希望を送る同組合の興隆を心から念願した。


【きょう本紙創刊記念日 政治評論家 森田実氏】
聖教新聞には「光」と「エネルギー」が 人間の幸福願う高潔な精神》
●私は聖教新聞を購読して、約2年になりますが、毎日、ほぼ全ページを読んでいます。
 聖教新聞には、非常に強い光と、強いパワーと、強いエネルギーがあります。それは、人間を大事にする、人間尊重の魂がこもっているということです。
●長い歴史の間で、人類は、数々の思想・哲学を生み出してきました。そうした人類の遺産的なものを、私は、太平洋の水をコップですくうような思いで学んできましたが、聖教新聞の哲学である「創価思想」は、あらゆる優れた思想・哲学を、きちんと包摂(ほうせつ)しているように感じます。
 なかでも圧倒的に優れているのは、池田名誉会長が毎年1月26日に発表される「SGIの日」記念提言です。
●私は“20世紀の日本において巨大な宗教革命が起こった”と感じました。つまり、日本の生み出した宗教思想が、強制とか威圧によってではなく、思想のもつ力によって、平和裏に世界中に広がった。

〈世界的な思想は三代が生み出す〉
アメリカの仏教研究者であるクラーク・ストランド氏は“三代の協力”という点について、古代仏教では釈尊、迦葉、阿難、日本では日蓮、日興、日目、現代の創価学会では牧口先生、戸田先生、池田先生の三代を挙げ、「宗教の永続化に不可欠な三種類の人物を代表している」と書かれていますが、私も同感です。

《師弟で築いた創価思想は21世紀をリードする哲学》
〈真実を伝える役割担いたい〉
●この大量破壊兵器の時代に、ひとたび核戦争が起こったら、人類はおしまいです。我々は、平和の時代をつくるしか、生きる道はありません。
 これからの千年は、あらゆる思想・哲学の中で、最も優れた思想である仏教が、世界をリードする時代になるでしょう。(中略)その先頭に創価学会、SGIが立たれているのです。
 現在もまだ、世界の創価学会に対する評価と、日本国内での評価とでは明確な違いがあります。これは、日本のジャーナリズムの歪みがつくり出したものだと思うのです。それが正当な評価の確立を妨げているのです。
 「百聞は一見に如かず」です。私は、私が見た、私が実感した、創価学会という非常に優れた人間の集団が日本国民から正当な評価を受けるように努力をしたい。創価学会の真実の姿を広く国民に伝えていきたいのです。


寸鉄
●学会員の卓越した対話は人間の可能性開く模範―識者(ブラジル)。励ましの力は無限
●「娑婆世界は耳根(にこん)得道の国」御書。声に出してこそ思いは届く。雄弁に語れ
●千代田婦人部が「部の日(4・20)」月間。大東京に勝利の夜明けを! 太陽の母が行進
●携帯電話(スマートフォン)アプリの1割は個人情報悪用等の危険有(あり)と。利用前の確認で防げ
●正義は筆力(ひつりょく)に発する火花―新聞王(ピュリツァー)。民衆守る論陣を誓う。本紙創刊記念日


【4・20「本紙創刊記念日」に寄せて 識者の声】
●生命尊厳の視座から人々を鼓舞する新聞 (帝塚山学院大学 名誉教授 川上与志夫氏)
●生きる希望と友情のネットワークを発信 (山口・防府市 男女共同参画審議会 会長 岡本早智子氏)
●充実の人生に必要な人間主義の心を涵養(かんよう) (長崎大学 理事・副学長 山下俊一氏)


【きょうの発心 「正義」と「共戦」の道を堂々と】
御文
  うれしきかな末法流布に生れあへる我等・かなしきかな今度此の経を信ぜざる人人(新池御書、1439ページ・編1263ページ)
通解
 何とうれしいことか、末法の妙法流布に生まれあわせたわれらは。何と悲しいことか、このたびこの法華経を信じない人々は。
末法に生まれ、妙法を信受できたことを喜び、感謝する心を教えられた一節です。
●神奈川文化会館で先生との出会いが。心温まる激励の言葉を頂いたことが生涯の原点です。
●スローガン「勇気そして団結! 師弟勝利の快進撃を!」を胸に、総本部完成の11・18を目指し、「正義」と「共戦」の“港南城”を築いてまいります。


【スタートライン リーダーシップコンサルティング代表 岩田松雄さん】
《自分らしく、皆のために――そうすれば、人はついてくる》
●会社の中にだって、社長もいれば部長もいる。社員もいる。一人じゃ、仕事は回らないでしょう。
 僕は、ただ自分らしく、自分の職責を全うしようと思ってやってきました。
●現場のリーダーって、売り上げ責任や事務の仕事があって、しかも、直接、自分もお客さんに接している。社長以上に大変ですよ。
 「その人たちのために何ができるか」を、僕は社長として、常に考えていました。
●最後は、その人が示す「ミッション(使命)」と、もっている人格で、皆を引っ張っていくしかない。究極のリーダーシップですよね。
●どんな状況にあっても、自分を信じることです。
 傲慢や慢心、卑屈にならずに、自身の可能性を突き詰めていく。
 それに、無私の心が加われば、必ず人はついてきます。
●「皆のために」という気持ちが何より大切で、後は人それぞれでいいんです。強くなくても、完璧でなくてもいい。できるふりなんてしちゃダメです。
 自分を信じて努力しましょう。その瞬間から、あなたの成功は始まっています。

《Message リーダーになる皆さんへ》
〈1〉「ミッション(使命)」を見つめる
●ミッションとは「存在理由」
●大震災を経験して、「生きていることって奇跡だ。何らかの理由があって生かされているんだ」と感じます。
 最初は自分のためでいい。それが次第に、家族のため、まわりの人のためにと変わる。ミッションは、そうやって進化させていくもの。
●行き着くところは、きっと「人の幸せのため」でしょうね。

〈2〉「成功」ではなく「成長」を求めよ
●険しい山を登り切った瞬間、達成感は薄れ、次はどの山に登ろうかと考える
●登っている時が最高に充実している。
●成功を求めて努力すること自体が成功
●成功というと、世間ではお金や地位などのイメージがありますが、人間としてしっかり成長していなかったら、何になるのでしょうか。
 目の前の成功を求めるのではなく、人間的な成長を求めていく過程にこそ、真の成功があるのです。

〈3〉「火花が散る瞬間」を捉える
●生産工場で溶接の時に生まれる火花のことです。
●コーヒーチェーン店であれば、お客さんに心を込めてコーヒーを手渡す瞬間が、これでしょう。
 価値を生み出す瞬間を捉えようと努力していけば、本質を見極めた仕事ができます。

〈4〉人の「強み」を伸ばせる人に
●ついつい、人の欠点を見て、「直せ」と言うだけになってしまいがちです。でも大事なことは、その人の「強み」を伸ばしてあげること
●自分の「好きなこと」を思いっきりやれば、「得意なこと」になる。それが人に教えられるくらいになれば、「人のためになること」になっていきます。
●長所を見ずに、短所ばかり見てはいけません。それぞれの強みを、どんどん伸ばしていったほうがいいですね。