詩 人間を救う「仏の仕事」を弛みなく

2013年4月24日(水)更新:3
【池田名誉会長 桂冠詩人の世界 4・20 本紙創刊62周年――全ての皆様に感謝 人間を救う「仏の仕事」を弛みなく】
●「機関紙をつくろうよ」「言論戦で広宣流布を切り開いていこう」――戸田城聖第2代会長と池田名誉会長の師弟の語らいを淵源に、1951年の4月20日、聖教新聞が創刊された。このほど、62周年を迎えた。
 1990年3月、晴天を突き抜けるように立つ本社屋をカメラに収めた名誉会長。同年末、嫉妬に狂った邪宗門の陰謀が明らかになった時も、民衆を守る正義の声は、この“言論の大城”から発信され、日本中・世界中の友を鼓舞した。
 数多(あまた)の風雪を越え、広布拡大の黄金史を刻み続けてきた「人間の機関紙」は、さらに来月に、1万8000号の金字塔を築く。その発展は、読者の皆様、無冠の友の配達員の皆様、販売店、印刷・輸送に携わる方々、そして通信員、新聞長など、本紙を守り、支え、応援してくださる全ての皆様のおかげである。
 心から、心から感謝申し上げたい。
 「聖教は、私の生命であり、創価学会の生命であり、仏法厳護の生命であり、広宣流布の生命である」と名誉会長。
 尊き聖業にわが人生を懸け、これからも一段と聖教を支えてくださる全ての皆様のために、全世界に創価人間主義を届けてまいりたい。


●師匠は 衆生を救わんがために しばしも 仏の仕事を止めない。 常に勇気凛々と 戦い抜くのだ。
 法華経の会座において 師匠は弟子に 「勇猛精進」を示された。 弟子も師匠に 「勇猛精進」で応えた。
 師匠も 勇猛精進! 弟子も 勇猛精進! 恐れなき前進において 師弟は 不二となるのである。
 一人の勇気から 正義は前進する。 正義が勝ち誇れば すべてが 変わっていくのだ。
 黙っていては 何も動かない。 行動しなければ 何も 変わらない。
 かつて私は いわれなき 誹謗中傷の渦巻くなか 高熱に苦しみながら 『私の人生観』の執筆を続けた。
 原稿用紙を 一枚書くごとに 「正(せい)」の字で 数を記録していった。 一枚また一枚 一日また一日 「正」の字を 積み重ねながら 完成させていったのだ。
 その「正」の字を 記録した紙は 幾山河を勝ち越えた わが家の宝となった。
 ともあれ 戦いは もうこれくらいでと 油断したならば そこから負ける。 最後まで 粘り抜いた方が勝つ。 走り切った方が勝つ。
 さあ わが友よ 人生は前進だ! 正義は前進だ! 人類史の新しい地平を 我らの勝利で 断固と開きゆくのだ!
 (「わが友よ 正義は前進せよ!」より)
   (聖教新聞 2013-04-21)