わが友・寸・家庭学習を習慣付けるには・再評価される伝統的浄水技術

2013年5月1日(水)更新:3
【わが友に贈る】
 未入会の家族に
 最大の敬意と配慮を!
 電話や訪問の時間など
 良識ある行動が大切だ。 人間性輝く信仰者たれ!
   (聖教新聞 2013-04-25、以下同)


【人生勝利の礎を築け! 原田会長を中心に各部代表者会議行う】
●池田名誉会長はメッセージを寄せ、全同志の偉大な「陰徳」のおかげで学会は勝利の「陽報」輝く5月3日を迎えることができると感謝した。
 また、先日の総本部の定礎式を祝福。文豪ユゴー教育機関の建設に際し、定礎式は「希望」「未来」であると語り、「目標に到達すべく、可能なことは全てやり抜くのだ」と訴え、「彼らは礎を築いた」「大建設に貢献した」と讃えられる歴史をと望んだことを紹介。
 今、世界宗教として新たな飛躍を遂げゆく千載一遇のこの時に、共に戦える宿縁は、あまりにも深い。苦労はあろうが、皆が功徳を積み、眷属を広げ、境涯を開き、永遠に仏になるための広宣流布の大闘争である。「鉄桶の団結」で歓喜と勝利の名指揮をと念願した。
 さらに「さきざきよりも百千万億倍・御用心あるべし」(御書1169ページ)を拝読。油断大敵である。もう一歩、深い執念で、題目を唱え、祈り抜いて進もうと述べた。
 原田会長は、勇敢に対話拡大の先頭に立とうと訴えた。


寸鉄
●きょう国連記念日。SGI会長の提言は人類益を志向―元次長(チョウドリ)。平和の潮流更に
●東京・江戸川「師弟勝利の日」。庶民の連帯は不滅 下町から友情の対話拡大
●御書「一(ひとり)もかけなば成(じょう)ずべからず」。団結の力は無敵! 皆が使命の人材だ
●若者には参加し関わりたいという欲求が―実業家 一緒に行動。後継育てよ
●掃除を主体的にやらぬ男性が8割。身近な事からコツコツと。意識革命を


【きょうの発心 真剣な唱題に無量の功徳が!】
御書
 深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし何様にしてか磨くべき只南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを是をみがくとは云うなり(一生成仏抄、384ページ・編22ページ)
通解
 深く信心を起こし、日夜朝暮に怠らずわが心を磨くべきである。どのように磨くべきか。ただ南無妙法蓮華経と唱えることが磨くことになる。
●信心の実践で、心を磨いていくように、と教えられています。
●「いついつも/富士を仰ぎて/境涯は/無量の功徳と/なりゆく日々かな」


【家庭学習を習慣付けるには 早稲田大学教職大学院 田中博之教授に聞く】
《多面的な力 育む機会に》
〈誘惑に勝ち机に座る〉
●家で机に座って勉強をすることは、眠気を払い、遊びたい誘惑にも勝たないとできないことです。欲望をコントロールする力、目標に向かって挑戦する力などが必要です。
 さらに自分でやり遂げる目標を立て、計画的に進められなければいけません。つまり、家庭学習をする際には、「自律心」や「自己マネジメント力」「自己統御力」など、非常に多面的な力が求められているのです。
●これらは、社会人として活躍するためにも必要な力です。家庭学習を習慣付けることで、学力以外の多面的な能力も伸びることを知ってほしいと思います。

〈週1回振り返りを〉
●小学5年生と中学2年生を対象にしたアンケート結果から、学力上位層の子どもの特徴が11項目、あがりました。
 (1)マンガ以外のいろいろな種類の本を読んでいる(特に小5)
 (2)毎日決まった時刻に寝起きするなど生活リズムが確立している
 (3)家での学習において苦手教科もしっかりと学習している
 (4)やり遂げる目標をもって学習している
 (5)学校の宿題をきちんと期日までにやり遂げている
 (6)テレビやラジオをつけないで、集中して学習を行っている
 (7)社会の動きに関心を持っている(特に小5)
 (8)英語や漢字などの検定試験にチャレンジしている(特に中2)
 (9)難しいことでも自分から進んで学習している
 (10)得意分野をさらに伸ばすために自主的な学習を行っている
 (11)自分の将来の進路との関わりで学習することの意義を見出だしている
●勉強が得意な子は、生活リズムがしっかりしているという特徴があります。寝起きの時間が整い、快適な睡眠時間が確保できています。学力が伸びない子は、そこが乱れがちです。土日に遅くまで起きていて平日の生活リズムを崩す子は少なくありません。
 だから、親は子どもに「勉強しなさい!」と言う前に、何時に寝て、何時に起きているのかを、まず確認するべきです。
●週に1回の親子での「振り返り」を、お勧めしたいと思います。
●11項目の中からいくつかを取り上げて、その一つ一つに毎日、1〜4の点数を付けます。4は「よく頑張った」、3は「まあまあ頑張った」、2は「あまりできなかった」、1は「ほとんどできなかった」。
●3か4が11項目中七つあれば、十分に家庭学習力が身に付いているといえます。
●週に1回、振り返りを行い、「よく頑張ったね」「前回より良くなっているね」などと、簡単な言葉でいいので、語り掛けてください。来週の目標を決めるのもいいのでしょう。子どもは親との絆を感じながら、ゲーム感覚で家庭学習に励みやすくなります。1週間に15分程度、親子での振り返りをするだけでも、学力の伸びは随分と違ってくるでしょう。

〈親が学ぶ姿を見せて〉
●子どもに勉強のやる気を起こさせるのに、最も効果的なのは、親が頻繁にテレビを見たり、携帯電話を使用するのをやめて、勉強している姿を見せることです。
 新聞や本を読んだり、資格試験に挑戦したり。そうした姿勢に、子どもは最も影響を受けます。
 たまに、親が勉強に無関心な家庭でも、子どもが勉強好きになる場合がありますが、これは珍しいケース。親の学ぶ姿が、最も子どもに影響を与えます。
●年齢が高いお子さんならNHKの「週刊 ニュース深読み」などを親子で見るのもお勧め。時事ニュースが分かりやすく説明されるので、社会に関心を広げるきっかけになります。


【再評価される伝統的浄水技術(生物浄化法) 水ジャーナリスト 橋本淳司
《森の土壌が水をきれいにする仕組みをコンパクトに再現》
〈低コストで負担少なく〉
●生物浄化法(緩速ろ過)は、ろ過層の表面にすむ、目に見えない生物群集の働きで水を浄化する。薬品は使わず、森の土壌が水をきれいにする自然界の仕組みを、コンパクトに再現したものだ。
●ろ過の目詰まりにともなう砂のかきとりを必要とするが、高齢者でも対応可能な軽作業。薬品や電気をほとんど使用しないため、維持管理コストが安く、住民の負担は少ない。

〈大規模集中の限界〉
●日本社会は大規模集中の効率のよさを享受し、発展してきた。ところが、東日本大震災とエネルギー供給をめぐる混乱により、そのマイナス面が顕在化した。そうしたことからエネルギーの小規模分散という考え方が注目されるようになったが、水道も同様に小規模分散を考えるタイミングを迎えている。

〈住民主導の水道シフト〉
●今年3月、国際協力機構(JICA)とフィジー水道部が共同開催した、水処理システムに関する研究会において、同水道部の事務次官フランシス・キーン氏は、「農村に暮らす人の約7割は、汚染されやすい用水路の水を直接飲んでいる。病原菌を除去するためにも、すべての地域に小規模給水施設を入れるのが目標だ」と語った。日本の限界集落に設置された仕組みは、海外でも十分に応用可能だ。
 多くの都市住民が、ふだんの生活で水道水を何気なく使っているが、蛇口の向こうでは、たくさんのコストとエネルギーが掛かっていることを忘れてはならない。一方で、生物浄化法(緩速ろ過)は小規模ながらも維持・管理が比較的容易で、コストも消費エネルギーも少なくて済む。農山漁村などの小さなコミュニティーにとっては有力な選択肢となりつつある。
 今後は、エネルギーや水をどのように効率的に調達・利用していくかを、自治体主導、住民主導で積極的に考えていくコミュニティーが増えていくだろう。“水道シフト”は着実に進んでいくに違いない。
 

【あおぞら家族】
●タイムマシンがあるといいね
●あるよ
●ま〜さか
●ほんとだよ! 過去にも未来にも行けるよ
●どうやって行くのさ?
●行くのは簡単! 僕にとっては本がタイムマシン