友よ強く!執念の祈りを

2013年5月14日(火)更新:3
【名誉会長と共に今日も広布へ 〈19〉】
 戸田先生は、「戸田の命よりも大事な学会の組織」と言われた。
 師匠のために、最高の組織をつくろう! 今いるところを強くしよう! そう決めて、私は戦った。
 ただただ、戸田先生にお応えしたいとの一念であった。
 草の根の民衆が主役に躍り出る。そういう社会を築くため、どこへ行っても、行ったところで、常勝の歴史をつくり、残してきた。
 それが弟子である。そう努力し、祈って戦えば、功徳も大きい。人材も出る。
 後継の友よ! 今こそ広布の将として、歓喜と勝利の名指揮を頼みたい。学会の純真な同志を守り、励まし、威光勢力を増す以外ない。
 そのために、どうすればよいかを、リーダーは常に、真剣に考え、必死で祈り、智慧を出して、手を打っていくのだ。
    ◇ ◆ ◇
 何があっても、一喜一憂しないことだ。嫌なこと、つらいこと、悲しいこともあるかもしれない。だからこそ、強く生き抜き、強く戦うのだ。
 行き詰まったら題目だ。題目をあげていけば、必ず、道は開ける。
 最後の最後まで、戦いは執念である。どんな小さなことも、甘く見てはいけない。小事であるうちに、全力で、一つ一つ、手を打っていけば、大事に至ることはない。
 賢明でなければならない。愚者ではなく、最高の賢者をつくるための仏法である。
 日々、御書を心肝に染め、自身の勝利へ進みたい。
 「いかに強敵重なるとも・ゆめゆめ退する心なかれ恐るる心なかれ」(御書504ページ)
 一歩も引くな! 恐れるな!――師子の心で前進だ。
   (聖教新聞 2013-05-13)