SGIの社会貢献は地域発展の大きな力

2013年5月20日(月)更新:3
【韓国・世宗特別自治市池田大作SGI会長夫妻を顕彰】 
 韓国・世宗(セジョン)特別自治市から池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長夫妻に「特別顕彰牌」が贈られた。世界平和への尽力と、韓日友好への多大な貢献を讃えるもの。
 授与式は7日、同市庁舎で行われ、兪漢植(ユハンシク)市長が出席。韓国SGIの金仁洙(キムインス)理事長、金殷瀾(キムウンラン)婦人部長、呂相洛(ヨサンナク)名誉理事長、忠北(チュンブク)方面清州(チョンジュ)圏の代表が祝福した。
 均衡のとれた発展を目指す韓国で昨年、同国最大規模の国家プロジェクトとして首都機能の分散のために発足したのが、「世宗特別自治市」である。ソウルの南約120キロ、同国の中央部に位置。2015年に向け、国務総理室をはじめ中央政府機関の移転が着々と進む。また、「教育」「福祉」「環境」などにおいても整備が推進されており、あらゆる面で同国を牽引する行政中心都市として、期待が高まっている。
 市の名称は、文化を重んじた名君の李氏朝鮮第4代国王・世宗に由来する。
 この地で活躍するSGIのメンバーは10年以上にわたり、環境保護、清掃運動、高齢者支援、読書教育の推進等を展開してきた。
 同市の初代市長となった兪漢植市長もこれまで、市の前身である忠清南道燕岐(チュンチョンナムドヨンギ)郡の郡守時代から、SGIの運動を見守ってきた。SGIの会合にも出席し、メンバーの献身的な姿や機関紙を通して、SGI会長の平和思想と仏法の人間主義の哲学に深い感銘を受けた。「SGIの社会貢献運動は地域の調和と発展の大きな力」と期待を寄せる。
 授与式では、市庁関係者らが見守る中、兪市長から代理の金仁洙韓国SGI理事長に「特別顕彰牌」が託された。
 市長は「SGIは、現実の社会の中で仏教の思想を体現し、多方面にわたり社会に寄与しています。池田会長は、世界平和の理想を掲げ、自ら模範を示してこられました」と賞讃。韓国を「文化大恩の国」とたたえ、未来を見つめて永続的な両国友好の道を切り開いてきたSGI会長に深く感動したと述べた。
 ――今月は、SGI会長がソウルの韓国SGI本部を初訪問してから15周年の佳節。意義深き「5月」に贈られた栄誉に、韓国の友の心は、喜びに満ちていた。
   (聖教新聞 2013-05-19)