断じて壁を破るのだ!

2013年5月20日(月)更新:4
【名誉会長と共に今日も広布へ〈20〉】
 日蓮大聖人は仰せである。
 「釈迦如来のためには、提婆達多こそ第一の善知識であった。今の世間を見ると、人を良くするものは、味方よりも強敵が人をよく成長させるのである」(御書917ページ、通解)
 今、わが広布の英雄たちは「断じて壁を破るのだ!」と勇んで前進している。
 自分自身の未曾有の挑戦、未曾有の奮闘、未曾有の拡大の歴史を、一日また一日、厳然と積み上げていきたい。
 寄せ来る苦難の波にも、「宿命転換のチャンスだ!」と決然と立ち向かい、祈りに祈り抜いて、乗り越えていくのだ。
 逆境が人間を強くする。
 信心は、一番の生きる力、勝利への推進力である。
 信心の世界は、頑張れば頑張るほど、生命力が強く豊かになる。いい方向へと、自分が変わる。福運がつく。人にも福徳を薫らせていける。
 広布の労苦は、全部が功徳になる。何の無駄もない。
    ◇ ◆ ◇
 心こそ大切である。
 どんな時も、誠実に、真心込めて――これを絶対に忘れてはいけない。その自らの心を、いつまでも光らせていくのだ。
 何があっても、希望に燃えて生きよう! 希望に燃えている姿それ自体が、人生に勝ったということなのだ。
 大誠実で友を励ましていこう! 「蘭室の友」といわれるが、信義を貫く人格の薫りは、皆を感化する。友を思う言葉に、魂が共鳴する。
 どんどん人と会い、人と対話する。人の心をつかみ、味方をつくる――その全てが自分自身の訓練となり、財産となるのだ。
   (聖教新聞 2013-05-19)