鄭区庁長 人類の平和と繁栄への限りない献身に感謝

2013年5月29日(水)更新:5
【韓国・大田広域市大徳区から池田大作SGI会長夫妻に特別顕彰牌】
 韓国・大田(テジョン)広域市の大徳(テドク)区から池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長夫妻に「特別顕彰牌」が贈られた。これは、人類の平和と繁栄のために献身し、地域社会の発展に寄与したことを讃えるもの。授与式は16日、韓国SGIの大田文化会館で行われた。鄭容基(チョンヨンギ)区庁長をはじめ区庁関係者、また韓国SGIの金仁洙理事長、金殷瀾婦人部長、呂相洛名誉理事長、大田圏のメンバーの代表1000人が出席した。
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 韓国の中央部に位置する大田広域市は、ソウル、釜山、光州等を結ぶ交通の要衝として発展。宇宙開発、生命工学など政府・民間の研究所が集中し、科学技術都市として同国の発展をけん引している。
 同市北部の「大徳区」は、産業団地が広がるほか、同国北部一帯の人々を支える水源の「大清(テヂョン)湖」、そして、かつては“鳳凰の山”とも呼ばれた「鶏足(ケジョク)山」があるなど、市民が憩う自然豊かな地域である。
 地元のSGIメンバーは長年にわたり、国土大清掃運動、植樹、読書教育の推進等、社会奉仕運動を展開してきた。
 鄭容基区庁長は2011年、SGIの活動を目の当たりにし、SGI会長を知るように。以来、対談集や、和光新聞(韓国SGIの機関紙)を読み、「SGIの運動は、わが区のビジョン“健康で持続可能な環境・学習都市”と通じ合う」と、SGI会長の平和思想に深く共感を寄せるようになったのである。
 授与式は、大田圏のメンバー130人による「アイラブ大田」の大合唱で開幕。
 鄭区庁長から「特別顕彰牌」が、代理の金仁洙韓国SGI理事長、金殷瀾同婦人部長に託され、万雷の拍手が場内に響きわたった。
 鄭区庁長は力強く呼び掛けた。
 「きょうのこの席は、人類の平和と繁栄のために限りなき献身をしてこられ、わが地域にも慈愛の心を広げ、発展に貢献された池田会長夫妻を讃える場です!」
 鄭区庁長はさらに、韓国各地からSGI会長にこれまで数多くの顕彰が贈られてきたことについて言及。これは、人間主義の思想を基にSGIのメンバーが平和・文化・教育運動を展開し、広く社会の発展に尽力してきた証左であると述べ、市民が、健康で、幸せを分かち合える理想の社会へ、共に進んでいきたいと望んだ。
 式典が行われた5月16日は14年前、SGI会長が3度目の訪韓をした日(1999年)。幾重にも意義深き式典に、友の顔は一段と喜びに輝いた。
   (聖教新聞 2013-05-26)