わが友に贈る・寸鉄・環境・アフリカ芸術の精神世界 他

2013年6月4日(火)更新:4
【きょう 池田大作名誉会長の初訪中の日】
《史学大師 章開 博士との対談集・中国語版が発刊》
 きょう5月30日は、池田大作名誉会長が中国を初訪問した日。
 39年前の1974年のこの日、名誉会長は香港から中国の深 へ徒歩で入り、そこから北京に向かった。両国の人的往来は年間500万人を超える今日からは想像できないが、当時は東京―北京間の直行便すらなかった。
 以後、両国民に友誼の「金の橋」を懸ける訪問は10度に及ぶ。
 初訪中の第一歩が踏み出された地・香港。その大手出版社「商務印書館」から、名誉会長と史学大師の章開 博士の対談集『人間勝利の春秋――歴史と人生と教育を語る』の中国語(繁体字)版が、このほど発刊された。
 章博士は現代中国を代表する歴史学者。米国のプリンストン大学の客員研究員やカリフォルニア大学の客員教授などを歴任し、85年から91年にわたり華中師範大学の学長を務めた。2005年に設立された同大学「池田大作研究所」の名誉所長でもある。
 名誉会長と20世紀を代表する歴史家トインビー博士との対談集に感銘した章博士の要請で、2005年、両者の初の出会いが実現した。2007年にも会見。さらに書簡などを通して対談は続いた。テーマは「歴史との対話」「民衆教育への献身」「日中友好の大河」「東洋の英知の挑戦」など多岐にわたる。
 名誉会長も章博士も戦時中に育ち、戦争の苦難を味わった世代。「創価の先師(日本の軍国主義と闘った牧口初代会長、戸田第2代会長)から善悪を見極める智慧を継承した池田先生は、非道な戦争に厳然たる反旗を翻している。ここに、私たちの心が通じ合うのです」と章博士は言う。
 今回、発刊された対談集の裏表紙には、こうつづられている。
 「次世代の教育を通して侵略戦争に反対する意識を喚起し、手を取り合って調和社会の創出に努力することを両者は望んでいる」
   (聖教新聞 2013-05-30、以下同)


【池田SGI副会長 中東・バーレーン大使と会談】
●「SGIは世界に平和をもたらす重要な仕事をされています」と大使
●SGI制作の「核兵器廃絶への挑戦」展が話題に。
 大使は、SGIの取り組みが「さらなる戦争勃発に歯止めをかけるものであり、核兵器に代表される大量破壊兵器から世界を守ることにつながる」と強調した。
 また、池田大作SGI会長の思想に時代が求める世界的な視野があると述べ、「現代の世界のリーダーは池田会長のようなビジョンを持つべきです。それにより平和で、協調性のある、共存可能な世界が実現していくのです」と語った。


【わが友に贈る】
 御書は広布の原動力!
 勇気と希望の源泉!
 行き詰まった時こそ
 御金言を拝し
 法華経の兵法で前へ!


【私の前進が広布の前進 岡山 代表幹部会 原田会長が激励】
●「私の前進が広宣流布の前進!」
●広布の全責任を担う青年が拡大の先頭に立とう(棚野青年部長)
●「全員が広布の主体者として正義を師子吼していきたい」
●「前進」を合言葉に、威風堂々たる「人材の岡山城」の構築を(原田会長)
●君よ、広布と人生の勝利の旗を高く振りゆけ


寸鉄
●名誉会長の初訪中の日。信義で築いた「金の橋」は不朽。友誼の心を継承  
●群馬が「県の日(6・10)」40周年へ拡大の大旋風! 新時代を開く「太陽の国」の勇者よ
●良き交友ほど優れた味方はない―詩人(インド)。善友の輪を広げよ。広布の生命線
●「副役職」が奮い立てば勢いも倍加。長と心一つに! 皆様は完勝の決定打
●きょう「ごみゼロ(5・30)」の日。一人一人の意識が地球を守る。身の回りから実践


【生命尊厳の哲学を社会に 総東京男子部の介護従事者の集い 妙護グループの活躍】
〈どんな要望にも誠心誠意で対応〉
●「信心は一人前、仕事は三人前」
●筆舌に尽くせぬ苦しみを強いられてきた方々に、笑顔で過ごしてもらいたい――遠山さんは、どんな要望にも誠心誠意で応えた。
 共にお茶を飲み、語り合うなど、家族に成り代わる思いで接した。部屋の掃除を頼まれれば、網戸や換気扇、カーテンなど、手の届かないところまでやるよう努めた。
 「遠山さんがいると、フロアが明るくなるよ」「どんなことも頼みやすい」と言われるようになった。
 「皆さんの喜ぶ笑顔を見るのが、本当にうれしいんです」

〈誰もが安心して暮らせる未来を〉
●「利用者とヘルパー、また職員同士など、この仕事で一番大切なのは、“人とのつながり”だ。君の誠実な仕事ぶりは、心から信頼できる」
●介護の現場の大変さは誰よりも分かっている。自分自身、待遇面での厳しさから将来への不安が募り、“辞めたい”と思ったこともある。実際、夢半ばにして職場を去る人もたくさん見てきた。
 「だからこそ介護を受ける人はもちろん、介護に携わる人も、共に暮らしやすい社会をつくりたいんです」


石巻 ど根性ひまわり 創価中(東京)で不屈の芽吹き】
●一昨年の東日本大震災の大津波で、石巻の地に流されてきたこの種は、がれきの中で力強く花を咲かせた。苦難にも負けずに咲いた、このひまわりを、地元の青年たちは“ど根性ひまわり”と呼ぶ。
●「ひまわりが花を咲かせる夏に向け、一緒に成長したい」
●「この種には創立者の心と、被災地の皆さまの復興への思いが込められています。生育を通し、一人一人が“不屈の心”を磨いていきます」


【総茨城 県の日40周年 勝利月間】
●「師への報恩感謝を胸に、仲良き団結で、勝利の歴史を築きます!」


【村山(東京) 常勝への対話!】
●「合言葉は“勝利”。報恩感謝の心で、皆が人生の勝利者と輝きながら、地域広布を推進します」


【北総(千葉) 友情拡大に挑む】
●「総本部の完成を、一人一人が自己最高の挑戦と実証で荘厳します」


【きょうの発心 「榛名(はるな)の誓い」胸に困難を克服】
御書
 浅きは易く深きは難しとは釈迦の所判なり浅きを去って深きに就くは丈夫の心なり(報恩抄、310ページ・編906ページ)
通解
 浅い教えは信じやすく理解しやすいが深い教えは信じ難く理解し難い、とは釈尊の教判である。浅きを去って深きに就くのが仏の心である。
●浅い爾前権教を捨て、深い法華経につくことが、仏の心であり成仏の直道である、との釈です。


【環境 使用済み紙おむつのリサイクル 綿花裁判を通し普及図る 福岡大学 松藤康司教授】
〈副産物で土壌改良〉
●使用済み紙おむつをリサイクルする工程で分別される副産物である低質パルプと汚泥を、土壌改良剤の助剤として活用し、綿花の裁判を行っています。

ダイオキシン問題が契機〉
●福岡市の埋立地で1975年に実用化された、「福岡方式」
●開発当時は、ごみ処分場の立地をめぐる反対運動が激化しており、研究室に対しても強い批判が寄せられました。それでも、花嶋先生は「将来のために誰かが研究しないといけない研究だ」と、毅然としていたのが心に残っています。
●焼却炉から発生するダイオキシンが問題視される中で、医療機関から出る使用済み紙おむつの専用焼却炉の建設中止がきっかけとなり、関係者に相談を持ち掛けられたのです。

《学生、市民と協力しファッションショーも》
〈「人生の華を贈りたい」〉
●収穫した綿を用いた高齢者支援用品のファッションショーも継続的に実施しており、10年以上の上海万博では、日本館のイベントステージで開催され、大きな関心を集めました。
●「あなたに人生の華を贈りたい」。これは、ファッションショーで掲げるテーマです。心豊かに暮らしていける高齢社会の実現に向けて、今後とも有志の皆さまと力を合わせ、紙おむつリサイクルの普及や開発に取り組んでいきます。


【文化 アフリカ芸術の精神世界 伊藤満(アフリカンアートミュージアム館長)】
〈出あいの衝撃〉
●私とアフリカンアートの出あいは1993年であり、そのときの衝撃は今でも忘れられません。それどころか、現在に至るまで私の心に感動を与え続けています。

〈近代美術の窓
●20世紀初頭の、ほとんどすべての芸術家がアフリカ美術の影響を受けていて、近代美術の窓を開いたのはアフリカンアートであると言っても過言ではありません。
 伝統的なアニミズム信仰のもとで作られたアフリカのマスクや立像が「アート」と呼ばれるのは、1945年以前のものとされています。
 それは、第2次世界大戦でアフリカも戦場になり、ドイツの侵攻を恐れたイギリス人やフランス人が、アフリカの人々を役人や軍人にしようと“教育”したからです。
 その際、従来のアニミズム信仰を否定し、祈祷では病気が治らないことやマスクを被った精霊が実は人間が演じていることなどを教えました。それまではマスクダンスは精霊そのものが踊っていると信じられていました。
 以降、急速に儀礼はなくなったり、あるいは形を変えていったりしました。その境が45年頃という訳です。西アフリカ諸国が独立を果たした60年を境にするという説もありますが、60年には、ほとんどの人が、精霊のマスクは人が被っていることを知っていました。

《生きるための魂の造形美》
〈根源的な原点〉
●アフリカの造形は、西洋文明のような写真的な写実主義では説明できない、思いもよらないデフォルメ、フォルム(形態)、表現力、質感など、理屈ではなく観る者の心に直接、訴えかけてくる力があり、たちまち虜になってしまう魅力があります。それは、数百年の間に淘汰された民族の形、表現であり、何よりも生きるための願いがこもった魂の造形だからです。
 アフリカの芸術は精神的、根源的な創作の原点であり、20世紀の芸術家たちだけではなく現代の私たちが観ても、きっと心打たれるのではないでしょうか。


【あおぞら家族】
●苦労した分 人の悩みもわかるようになるのよ
●信心に無駄はないのね