6月4日、世界池田華陽会の日――自他共の幸福へ 女子部が前進

2013年6月4日(火)更新:5
【社説】
 使命の天地で咲き誇る“創価の華“女子部が、6・4「世界池田華陽会の日」へと朗らかに前進している。
 2009年6月4日、創価女子会館を訪れた池田名誉会長は、「百千万年の間、闇に閉ざされていた所でも、灯を入れれば明るくなる」(御書1403ページ、通解)との御聖訓を拝読。「いかなる暗黒も、ひとたび太陽が昇れば、たちまちに打ち破られる」「わが女子部の皆さんは、自分自身が、一人ももれなく、『幸福の太陽』である」と呼び掛けた。輝く一人の女子部員の存在は、家庭や地域を希望の光で照らしていくのである。

〈誠実な行動に信頼が広がる〉
 インド・チェンナイ市の池田華陽会の友は一昨年、同国にある創価池田女子大学を優秀な成績で卒業。在学中には、地域の図書館への本の寄贈運動に率先して取り組み、その社会貢献活動が評価されて同大のカネコ・イケダ賞を受賞した。
 「私は池田先生の弟子、“イケディアン”です!」――名誉創立者である名誉会長の哲学を誇らかに学び、はつらつと変わっていく娘の姿に触れ、未入会の両親は創価思想の理解者に。母が病に倒れた時には、家族で一緒になって題目を唱え、励まし合う“和楽の家庭”を築くことができた。現在は、名門マドラス大学の修士課程でIT技術を研究している。
 女子部の誠実な行動に信頼が広がる。
 女子部の勇敢な対話で友情が深まる。
 この原理は、国や文化が違えども、世界共通である。
 日蓮大聖人は「竜女が成仏此れ一人にはあらず一切の女人の成仏をあらはす」(同223ページ)と仰せである。法華経に登場する8歳の竜女の成仏の姿。この一人を手本として、万人の「永遠の幸福境涯」への道が示されたといえよう。同じように、池田華陽会の友の「人間革命」の実証の姿は、縁する全ての人々の勝利を開く旗印となるのだ。 
 盛大に開催された今月の「新時代第66回本部幹部会」。席上、名誉会長が女子部に贈った直筆の書が紹介された。
 「女子部時代の信心修行は
  長き人生の幸の
  完全なる基礎作りである」
 青春の悩みは尽きない。涙を拭い、悲しみの夜を越え、輝く明日を信じて、懸命に御本尊に向かう友がいる。今の労苦は、必ずや幸福の土台となり、人生の無上の財産となろう。若き女性のスクラムで、生きる喜びを世界中に広げたい。
   (聖教新聞 2013-05-31)