「負けじ魂」で断じて進め

2013年6月10日(月)更新:3
【御書とともに 2〈3〉 名誉会長が指針を贈る】
 此(この)法門を日蓮申す故に忠言耳に逆う道理なるが故に流罪せられ命にも及びしなり、然(しかれ)どもいまだこりず候 (曾谷殿御返事、1056ページ)

〈通解〉 この法門を日蓮が説くので、「忠言は耳に逆う」というのが道理であるから、流罪にされ、命の危険にも及んだのである。しかしながら、いまだ懲りてはいない。


《同志への指針》
 正しいからこそ、魔は競い起こる。
 日蓮大聖人は、命に及ぶ迫害の中で一切を耐え忍び、全民衆の幸福と平和のために「立正安国」の大闘争を貫き通してくださった。
 「いまだこりず候」――これこそ学会精神の真髄である。我らは何ものにも屈しない。魔の方が音(ね)を上げるほどの「負けじ魂」で、戦って戦って戦い抜くのだ。
   (聖教新聞 2013-06-09)