関西学園で授与式 人間主義の行動を讃え

2013年7月11日(木)更新:1
【オーストラリア 名門校が池田大作SGI会長に世界市民教育の創立者称号】
 オーストラリアの名門「ティンブーンP―12校」(ロザーリ・モーフィールド校長)から、創価学園創立者である池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に、「世界市民教育の創立者」の称号が贈られた。授与式は10日、関西創価学園(大阪・交野市)で盛大に挙行され、席上、関西創価学園大原学園長に証書が託された。
 緑の木々が夏空に映える関西創価学園のキャンパス。笑顔の学園生に迎えられ「ティンブーンP―12校」の一行が到着。両校の生徒が歩み寄り、固い握手が交わされる――。
 関西創価学園とティンブーン校の教育交流は2001年に始まり今回で7度目。今までに学園を訪れた同校の生徒は60人となった。
 同校は、オーストラリア南東部、ビクトリア州の街ティンブーンにある。「P―12」とは、小学校から高校までの12年間と、入学前の「プレスクール」を含めた一貫教育機関をいう。海外各国の学校との交流を積極的に推進し、国際感覚の豊かな人材を育成している。
 関西学園の講堂に、中学・高校生が賑やかに集い合い、和やかな雰囲気に包まれた授与式。デニス・ホーン教諭とリン・デイビス夫人、ティンブーン校の6人の生徒が紹介されると大きな拍手が。
 ロザーリ・モーフィールド校長の代理として、ホーン教諭が授与の辞を述べた。
 「池田大作先生は人間主義を基調とした創価一貫教育の学府を創立され、世界の平和、文化、教育の基礎を築かれました。学園生は、今や真の世界市民に成長しています」
 そして、「世界平和と人類の連帯のために貢献する使命のある学園生の皆さんは、どうか、語学を真剣に学んでいってください」と期待を寄せた。
 ホーン教諭から大原学園長に「世界市民教育の創立者」称号の証書が手渡されると、盛大な拍手が講堂に響きわたった。
   (聖教新聞 2013-07-11)