苦悩、宿命への挑戦・転換のために学会活動がある

2013年7月12日(金)更新:5
・『伸一の心から地区講義を担当している埼玉や神奈川の事が離れなかった 』
http://d.hatena.ne.jp/yoshie-blog/20170823


【新・人間革命 奮迅 五十九】
 山本伸一は、力強い声で壮年に語った。
 「もう一つ、私が叫び抜いたのは、『宿命転換、境涯革命のための戦いを起こそう!』ということでした。同志は皆、深刻な経済苦や病苦などをかかえ、苦しんでいました。
 その宿命を転換し、幸福になるための信心であり、唱題であり、弘教です。学会活動は、すべて自分のためなんです。題目と折伏をもってして、解決できない悩みなどありません。そのことを戸田先生は、命を懸けて力説されています。
 したがって私は、『この二月の闘争で、各人が悩みを乗り越える突破口を開き、功徳の実証を、宿命転換の実証を、断じて示していこう』と訴えたんです。私は、支部の方々全員に、なんとしても幸せになってほしかった。いや、支部幹事として、絶対にそうしなければならない責任があるんです。
 皆も、“必ず宿命を転換してみせる!”という決意を固め、闘魂を燃え上がらせて、戦いを開始してくれました。そして、自ら進んで、唱題と折伏に挑戦したんです。日々、すさまじい勢いで弘教が進みました。
 すると、病気を克服できたとか、失業していたが仕事が決まったなどという体験が、次々に生まれていきました。座談会を開けば、毎回、いくつもの新しい功徳の体験が発表されます。それに触発され、“よし、自分も折伏をしよう!”と立ち上がる人や、入会を希望する人が、ますます増えていきました。
 功徳の連鎖、歓喜の連鎖が起こった時に、活動の歩みは飛躍的に前進します。
 ともかく、苦悩、宿命への挑戦・転換のために学会活動があることを、常に皆で確認し合っていくようにしました。これが、一人ひとりの活動の原動力になったんです。
 つまり、皆が、“師に応えよう”との一念で、宿命の転換を懸け、勇んで戦うことによって、蒲田支部は大前進することができた。志木支部も、埼玉も、皆が同じ決意で戦いを起こしていくならば、必ず大勝利できます。“埼玉の時代”を開いてください!」
   (聖教新聞 2013-07-12)