“一人が変われば世界が変わる”

2013年7月26日(金)更新:7
池田大作全集 第149巻 小説「人間革命」11・12巻を収録】
 『池田大作全集』の第149巻(第138回配本)が発売された。
 “世界の平和も一人の内面の変革から始まる”とのテーマに貫かれた、小説『人間革命』第2版の第11・12巻が収められている。
 第11巻では、広布を阻む横暴な権力との闘争が描かれていく。
 1957年(昭和32年)、北海道・夕張の炭労組合が、組合員である学会員を不当に弾圧。山本伸一は、信教の自由を守るため、北海道へ。この「夕張炭労事件」が解決をみた直後の7月3日には、伸一が事実無根の選挙違反で逮捕される「大阪事件」が勃発する。
 最終巻となる第12巻では、第2代会長・戸田城聖が、創価学会平和運動の原点となった原水爆禁止宣言を、青年への遺訓として発表。限りある命を削るようにして後継の青年を薫育し、同年12月、生涯の願業であった75万世帯の弘教を達成する。
 翌58年(同33年)3月16日には、後継のバトンを伸一をはじめとする青年に託す式典を挙行し、4月2日、戸田は逝去する。
 伸一は、総務として学会の全責任を担い、同志一人一人に新たな希望の灯をともす。
 そして60年(同35年)5月3日、伸一は戸田の後を継ぎ、第3代会長に就任。新たな広布の黎明を迎え、怒濤の大前進が始まる。
 本社刊。3400円(税込み)。全国の書店、出版センター・コーナーで発売。聖教ブックサービスでも注文を受け付けます。
   (聖教新聞 2013-07-21、以下も)


【パンプキン 8月号 完成】
 月刊誌「パンプキン」の8月号が完成した。
 池田大作SGI会長の連載エッセー「忘れ得ぬ旅 太陽の心で」の第17回は「ロサンゼルス」。
 SGI会長は「人生も、社会も、勇敢なチャレンジの第一歩から開かれます」と述べ、ロサンゼルスの繁栄を築いた先人たちの苦闘に言及。
 世界中から「第二の故郷」と愛されるロスでの、日本人女性たちとの語らいや識者との交流などについて綴っている。そして「生命」こそ21世紀の人類が挑んでいくべきフロンティア(開拓最前線)であると強調している。
 特集は「アロマ&ハーブで疲労回復!」。
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