わが友・寸鉄・富士美 小松崎茂展・太陽の励まし・わが家の金銭教育

2013年8月6日(火)更新:4
池田大作SGI会長とニュージーランドの平和学者クレメンツ博士 対談「平和の世紀へ民衆の挑戦」】
〈月刊誌「潮」10月号から連載スタート〉
池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長とニュージーランドの世界的な平和学者であるケビン・クレメンツ博士との連載対談「平和の世紀へ 民衆の挑戦」が、月刊誌「潮」10月号からスタートする。
 クレメンツ博士は、1946年9月生まれの66歳。アメリカの名門ジョージ・メイソン大学紛争分析・解決研究所の所長、イギリスに本部を置く国際NGO(非政府組織)「インターナショナル・アラート」の事務局長や国際平和研究学会(IPRA)の事務局長等を歴任。また、オーストラリア外務・貿易省顧問やニュージーランド政府防衛調査委員会委員としても尽力してきた。
 現在は、ニュージーランドのオタゴ大学国立平和紛争研究所の所長を務める平和研究の第一人者である。
 連載対談では、紛争の予防、国連の強化、NGOの役割、平和建設における女性の使命などがテーマに。また世界に先駆けて女性の参政権を実現し、非核法を成立させた“人権と平和の先進国”ニュージーランドの歴史や文化的背景についても、語らいが進められる予定となっている。
 両者の対話は、核問題や武力紛争、民族対立など、困難な課題が山積する世界に、平和建設の新たな方途を示す光源となろう。
   (聖教新聞 2013-07-31、以下同)


モロッコ王国ナショナルデー 学会代表が祝賀会へ】
北アフリカモロッコ王国のナショナルデー(7月30日)を記念する祝賀会が30日、都内で行われ、学会本部国際室の吉郷室長らが参加した。
 池田大作SGI会長からの祝意を伝えると、サミール・アルール駐日大使から丁重な謝辞があった。


【わが友に贈る】
 広布前進の要
 「無冠の友」よ!
 猛暑の中も雨の日も
 毎朝の配達に大感謝。
 絶対無事故を祈る。


【中国 東北などで豪雨被害 対策本部が激励に全力】
●「『大きくなる前の柿の実が、全部落ちてしまった』という友もいました。これからも全力で激励に走ります」


寸鉄
●SGI会長の人生は「精神の勝利」の模範―識者(ロシア)。世界の民衆を照らす平和の灯台
●創大通教生よ、頑張れ! 学び続ける人は全員が青年。生涯学習の先駆者と
●「一日の命は三千界の財(たから)にもすぎて候」。皆に尊き使命が!黄金の日記綴れ
●若者よ、心が柔らかなうちに真理を刻め―哲人(ルソー)。悔いなき行学錬磨の夏に
●勝手に商品を送り付ける悪質商法が急増。怪しい手口はすぐ相談・通報を


【子どもたちの夢を描く 小松崎茂 展 東京富士美術館 夏休み企画が好評 イラストレータ根本圭助氏に聞く】
●戦後の何もない時代。だからこそ、私は絵で子どもたちを元気づけたいんだ。(小松崎画伯)
●とにかく、何もない時代でした。配給の外食券がないと食事も取れませんし、第一、食べ物もろくにありません。まさに池田名誉会長(東京富士美術館創立者)が『冒険少年』や『少年日本』の編集者として、戸田第2代会長と小松崎家に通われていた頃の話です。
 (名誉会長は当時、若き編集者として、小松崎氏に口絵や挿絵などを依頼した)
 戦後の焼け跡の中で『冒険少年』『少年日本』のカラー表紙は、珍しかったですね。別の少年雑誌も持っていますが、カラーは少なかった。紙も印刷も、ひどいものでした。教科書も白黒です。
 戦争が終わって、表紙が色刷りの少年雑誌は、『冒険少年』が先駆けだったのではないでしょうか。
●名誉会長は当時を振り返り、「少年にとって、小松崎画伯の絵は“夢のかたまり”であった」「未来都市や未来の乗り物を描いては、他の追随を許さなかった」と、つづっています。
※9月29日(日)まで。月曜休館。午前10時から午後5時(入館は30分前まで)。大人800円、大学・高校生500円、中・小学生200円。


【太陽の励まし 池田名誉会長と誓いの同志(とも)〈43〉九州未来部 真実を君たちに話したい 霧島研修黄金の4日間】
●未来は無限だ。 未来は希望だ。 未来は夢だ。 未来は大活躍の劇場だ。
 「未来部」は なんと無限の意味を はらんだ名前であろうか。 (名誉会長)
●言論問題、第1次宗門事件――学会を弾圧の嵐が襲うたびに、心血を注いだのは、この未来部の育成だった。20年、30年後を見据え、本格派の後継者を育てようとした。
 今、2030年の学会創立100周年まで、あと17年。
 後継の友を体当たりで励まし、師弟という学会の真髄を伝えることが、広布万代の基盤をつくり、さらに平和の未来をも決していくはずだ。
●「皆に信心の思い出を残してあげたい」「真実の話を、真実の後継ぎの皆さんに話しておきたいんだ」

〈花火のリレー〉
●「先生も一緒に口ずさんでくださったのがうれしくて」
 歌が終わると、全員に手持ち花火が渡された。
 名誉会長が、最初に点火する。その花火の火を、近くにいた男児がもらった。花火から花火へ、次々と炎がリレーされていく。
 名誉会長は言った。
 「広宣流布も、この花火のように、一つの火から燃え広がっていくんだよ」
 花火が終わるとマイクを取った。真剣な声だった。
 「牧口先生と戸田先生は、戦争に抵抗して牢獄に入れられました。両先生に信心を教わった人も、豹変し、悪口を言った。人の心は恐ろしい……」
 「牢獄を出た戸田先生は、『牧口先生の仇を討ってみせる』と言われた。ここから、学会の大前進は始まったんです。一度決めたことはやり抜く。実現する。これが学会精神です。弟子の道です。私もそうしてきた。
 いざという時に臆病な皆さんになってもらいたくない。自分の目標は必ず成し遂げてほしい。諸君の偉大な活躍を祈っています」
 創価三代の会長の厳粛な師弟の歴史を語ったのである。担当者たちも「小学生に、こんな難しい話をされるのか」と驚いた。
 岡さんも、当時は全てを理解できたわけではない。しかし「生命で感じ取りました。先生が、生命でぶつかってくださいましたから」
●「あれは、広宣流布の松明(たいまつ)を私たちに託された儀式だったと思うんです。『未来を頼むよ』という先生の思いに、どんな困難があろうと、報いていかなければならないし、後輩や子どもたちにも、その姿を示していきたい」

〈肝試しの意味〉
●「皆で『怖くないよ!』とか強がってね。とにかく楽しかった」
●「『怖くなったら、皆で学会歌を歌いながら帰ってくるんだよ』と、出発前に先生から伝言が届きました。お化けは……怖くなかったですね(笑い)」
●息を切らして公園に戻ってくると、名誉会長夫妻は、ずっと待っていてくれた。
 21世紀への広布の山を登る途中には、さまざまな苦難や障害がある。しかし、勇気を出して、それを同志と共に乗り越えた時、そこには笑顔の師匠が待っている――肝試しは、そういう弟子の生き方を教える一つの舞台であったようにも思える。
 全員がそろうと、名誉会長は再び「今日は信心の真髄の話をしておきます」と。
 「戸田先生は私に『仏法のために喜んで身を捧げていけ』と、よく言われた。私は病弱だった。しかし、全てに全力投球だった。“今日もよく生きられた”という毎日だったんだよ。
 難を受けた。その中を、私は戦い抜いた」
 「学会のために生き抜く人であってほしい。途中で翻るような卑怯者ではいけない」
 楠木さんは「難しい部分もありましたが、『一生涯、自分の師匠は先生なんだ』と誓いました」と振り返る。
●「先生にお会いする機会をつくってくれた担当者に、あらためて感謝しました。今、師匠との原点を、わが子や未来部の友に残してあげる義務があると思っています」
●「あの時のご指導の本当の意味が分かってきた」
●「池田先生にしていただいた『ここまで』と思うような励ましに、私も身近なところから挑戦していきます」

〈3つの力を磨け〉
●「諸君には、第一に知力、第二に生命力、第三に生活力をもってもらいたい。
 まず知力。いわゆる知性である。
 次に生命力。太陽が輝くような満々たる生命力をもった自分をつくっていくことだ。
 そして生活力。社会人として生きていくためには、現実の力として、生活力をもたねばならない」
●「自分の中が『先生』でいっぱいになった」
●“先生の元で実力を付けたい”と創大に進学。
●「今は無名の一高校生かもしれないが、20年、30年、50年を経た時に『ああ、あの人が!』と言われるような、社会に有為の人材に成長してもらいたい」
 この師の一言で、「創価大学の法学部に行って法曹の道に入る」と決めた。
●「木々に囲まれ、渓流があって、その大自然の中に先生がおられる。夢のような出来事でした。
 未来部の時に、学会の中で思い出をつくることがいかに大事か。それを先生は、私たちに残してくださった。人生を、使命ある方向に押し出してくださったんです」
●あの黄金の日々から30年。7月26日は九州少年少女部、27日は九州中等部、28日は九州高等部の、それぞれ「師弟原点の日」となった。
 どこまでも信じ抜く。
 真剣勝負で、生命と生命を触れ合う。
 子どもの中の“大人”に向かって呼び掛ける。
 ――霧島に刻まれた、人材育成の不滅の原点である。


【きょうの発心 師弟直結の人材城の構築を】
御文
  仏教をならはん者父母・師匠・国恩をわするべしや、此の大恩をほうぜんには必ず仏法をならひきはめ智者とならで叶うべきか(報恩抄、293ページ・編888ページ)
通解
 仏法を学ぶ人は、父母、師匠、国家社会の恩を忘れてはならない。この大恩に報いるには、必ず仏法の奥底を学び行じて、智者とならなければならない。
●父母や師匠への報恩のために、智者となって広布に励むべきであると教えられた一節です。


【信仰体験 幸福勝利の多宝の輝き】
●この信心。ガッツリやった方がいい。
 けんど疑ってはなんねえのです。なんぼ題目あげても、汗水垂らして学会活動さ歩いても、疑ってしまっては一瞬にしてゼロになってしまうのさ。
 「我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし」(御書234ページ)
 だから題目なのす。題目で、疑う心をねじ伏せるのす。その覚悟が、信心でねえすか。祈りがかなう、かなわないも自分次第。うまくいかないことを人のせいにしてっと、いつまでたっても良くならないよ。
 ほれ。池田先生が一貫して教えてくれてる。「心こそ大切」だって。本当にその通りだ。どこに、心置いて題目あげるか。それで、人生が決まるんじゃないすか。
 私はそう思うのす。


【生活ワイド こうしています わが家の金銭感覚】
〈お年玉で1年やりくり〉●毎月の小遣いはあげませんでした。正月のお年玉が、その子の1年分の“予算”でした。
 まず、貯金額を決めさせて郵便局へ。残りは自由に使えます。もちろん、「よく考えて使うのよ」と念押しします。
 夏休みや冬休み分を多めに配分する子。12カ月に等分する子。年末に使い切る子もいれば翌年に繰り越す子…。3人とも、お金の使い方がそれぞれで面白かったです。

〈小遣いは収支確認後に〉
●お金は、価値を生んでくれるもの。困ったときには助けてくれるもの。お金は、使うことも、ためることも、共に大切だと考えています。
●小遣い支給日の日曜には、小遣い帳の収支と財布の中の残金がきちんと合っているかどうか、確認させます。合っていなければ、お小遣いをあげないルールなので、子どもたちも必死です。

〈中学生には家計を明示〉
●「子どもが中学生になったら、わが家の経済状況を理解させることが大事ですよ」
●父親が働いてもらってくる給料の額。それに対し、生活費や教育費、保険料の支払いから雑費まで、何にどれだけ出費しているかを書き出します。
●「1カ月に家で必要なお金が、これだけあるのよ」と、具体的に示して教えました。