白馬が駆けるような勤行を

【名誉会長と共に今日も広布へ〈30〉】
2013年8月9日(金)更新:6
 人生は幸福のためにある。
 幸福の究極と永遠性を説いたのが仏法である。
 毎日、勤行で読誦する寿量品には「衆生所遊楽(衆生の遊楽する所)」と仰せだ。
 信心を貫けば、生きていること自体が楽しいという人生になる。何があっても、生命の根底は安心しきって勝ち越えられる。この仏界を湧現させるのが勤行・唱題である。
 御聖訓には「口に妙法を呼びたてまつれば、わが身の法性も呼ばれて、必ず、あらわれられる」(御書557ページ、通解)と断言されている。
 妙法の音声(おんじょう)は、全宇宙の仏性を呼び覚ます。勤行は、小宇宙である自分自身を、大宇宙の根本のリズムに合致させゆく崇高な儀式である。
 白馬が大草原を駆けるように、朗々たる勤行をしていきたい。日本中、世界中に響くような強い一念で、我らを護る諸天を動かすのだ。
 抜苦与楽の仏法である。妙法の大良薬(だいろうやく)を服することによって、心中の苦しみの毒を除き、豊かな生命力を漲ぎらせていける。真剣に祈り抜けば、必ず元気になっていく。
 きょうも力強い勤行で、わが胸に希望の太陽を昇らせながら、絶対勝利の人生を晴れ晴れと生き抜きたい。
    ◇ ◆ ◇
 信心とは――
 「智慧の宝蔵」である。
 「最極の正義」である。
 「金剛の勇気」である。
 「和楽の光源」である。
 「平和の大道」である。
 いかなる波浪にも負けない将軍学の極意は、信心である。
 いよいよ、創価の黄金時代の幕開けだ。目の覚めるような、自身の人間革命を成し遂げるのだ。我らの燃え上がる信心で、世界広布の大誓願を実現してまいりたい。
   (聖教新聞 2013-08-03)