生涯不退転の信心を燃やせ

2013年11月17日(日)更新:6
【名誉会長と共に今日も広布へ〈43〉】
 伝統の教学部任用試験が、もうすぐだ。
 受験者の皆さん、本当にご苦労さま! 風邪などひかれませんように。教えてくださっている方々、応援してくださる全ての皆様方に、心から感謝申し上げたい。
 アメリカの友は「新会員が教学試験を受けるまでが折伏だ」と語り合っているそうだ。うれしいことである。
 人生、どういう価値観を持って生きるか。人間の輝きはそれで決まる。皆さんは最高の法を持っておられる。
 財宝や地位を持つのもいいだろう。しかし、それだけでは永遠性はない。三世の生命から見たときに、一番の大躍進の源泉である妙法を、皆さんは持っている。
 仏法は、生命それ自体が最高の宝であると教えているのである。
    ◇ ◆ ◇
 有名な御聖訓には、「行学の二道をはげみ候べし、行学た(絶)へなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかた(談)らせ給うべし」(御書1361ページ)と仰せである。
 今、多くの友が、全力で教学の研鑽に励んでおられる。青年部、未来部も、婦人部、壮年部、多宝の友も真剣だ。これほど尊い姿はない。
 生き生きと、世界一の生命哲学を学ぶ女子部のスクラムも、本当に素晴らしい。
 戸田先生は、「女子部は一人も残らず幸福に!」「清らかな強き信心で、この一生を生き抜け!」と願われた。
 大事なのは、「さあ御書を学ぼう!仏法を学ぼう!」という求道の心である。生涯不退転の信心の原点を、今こそ築いてまいりたい。
   (聖教新聞 2013-11-15)