薬物性消化菅障害 他

2013年12月6日(金)更新:6
【オランダSGIが平和祭】
《各界の来賓が祝福 1600人が参加 池田SGI会長がメッセージ「希望と勇気の光を贈る地域社会の建設者に」》
●青年の熱と力が躍動するオランダの「創価平和祭」。グランドフィナーレでは平和祭のテーマソング「みんなの勝利」を大合唱した(ハーグの国際会議場で)
●「11・18」を記念するオランダSGI(創価学会インタナショナル)の「創価平和祭」が11月17日、ハーグの国際会議場で盛大に開催された。池田SGI会長はメッセージを贈り祝福。同国のルドルフス・ルベルス元首相、同国ユネスコセンターのマチルダ・チュニッセン・グーリンク元所長、ナイメーゲン大学平和研究所のレオン・ウェッケ元所長ら各界の来賓をはじめ1600人が参加した。

 友人に弘教を実らせた友。自身の課題を勝ち越えた友――ステージには、全てのメンバーの勝利の笑顔が輝いていた。
 見事なドラム演奏を披露した未来部のユタカ・オオブチ君。
 ”平和祭を通し、自分を変えたい”と、母親のカオル・オオブチさん(婦人部員)と共にドラムチームでの出演を決意。学校の勉強をやり抜きながら、題目に挑戦し、懸命に練習に通った。
 カオルさんは、「信心の確信を深めるとともに、親子の絆を強めることができました。感謝の思いでいっぱいです」と語った。
 実行委員長を務めたイソガイ男子部長は、平和祭の企画・運営という重責を担いつつ、勤務する「がん研究所」で優れた研究成果を収めるなど、堂々の実証を示した。
 平和祭では、代表がSGI会長のメッセージを代読。その中でSGI会長は、「どこまでも仲良く、朗らかに、良き市民として、ますます信頼と友情の輪を大きく広げながら、多くの市民に希望と勇気の光を贈る、地域社会の建設者として前進していってください」と万感の期待を寄せた。
 草創の友によるオランダ広布史の紹介や信仰体験などの後、青年部の演奏や躍動感みなぎるダンスなどが繰り広げられ、参加者から喝采が送られた。
 ルベルス元首相は、「多くの人々は、人種や文化の差異を超えて認め合うことは難しいと言うかもしれません。しかし、ここにおられるSGIの皆さんは違います。皆が手を携えて『平和の種』『幸福と信頼の種』を蒔き、育てることの重要性を知り、そのために行動しておられるのです」とあいさつした。
   (聖教新聞 2013-12-06、以下同)


【新・生き生き川柳】
●明日祈ろう いや今日祈ろう 今祈ろう
 〈一言〉今日という日も、今という時も、二度と来ません。「瞬間即永遠」。唱題も対話も、時を逃さず、勇気をもって実践!


【社説】
日蓮大聖人は「一切衆生のみならず十界の依正の二法・非情の草木・一微塵にいたるまで皆十界を具足せり」(御書522ページ)と仰せだ。人間だけでなく、草木や微塵にまでも仏性が備わっているとする仏法の視点は、かけがえのない地球環境を守る思想的基盤ともなろう。
 先述の森田氏は講演で「天気は変えられなくても、人間の行動は変えられます」と訴えた。美しい地球を守りたいと願う心で、節電や省エネといった足元の小さな行動を積み重ねていきたい。


【きょうの発心 娘から教わった唱題の功徳力】
御文
 各各・随分に法華経を信ぜられつる・ゆへに過去の重罪をせめいだし給いて候、たとへばくろがねをよくよくきたへばきずのあらわるるがごとし(兄弟抄、1083ページ・編684ページ)
通解
 あなた方兄弟は、かなり法華経を信じてきたので、過去世の重い罪を現世に責め出されているのである。それは例えば鉄を念入りに鍛え打てば内部の疵が表面に現れてくるようなものである。
●強盛な信心によって過去世の罪業を責め出し、わが生命を鍛え、輝かせていけると仰せです。


【舞台は地球―輝くSGIの友】
アメリカ 方面女子部長 ジュリー・バーディックさん 思いを実現できるのが信心》
●「あっという間の月日でした。成長するチャンスがこんなにもたくさんあったことに感謝しています。さらに信心を磨いていきたい」
●「変毒為薬(毒を変じて薬と為(な)す)」との言葉に衝撃を受けた。
 池田SGI(創価学会インタナショナル)会長は、この言葉について綴っている。「その逆転劇を生み、勝利しゆくのは、勇気ある信心だ。現実の困難に立ち向かう勇気から、無量の智慧が湧いてくるのだ。ピンチをチャンスに変えていける。これが、妙法という不可思議の法則なのである」
●「知性に富んでいて、思いやりのある人でした。人生の先輩である彼女から学ぼうとしたとき、彼女の言葉も、思いやりのある言葉に変わっていったのです」
●「ベストを尽くせば、思いを実現できる。この仏法が、私から勇気を引き出し自信を与えてくれました。人を励ます生き方を貫き、一人でも多くの人に、幸せになってもらいたい!」


ガボン共和国 地区部長 クリスチャン・ディディエ・ムイティさん 人材の育成こそ自身の使命》
●「師弟に、物理的な距離は関係ありません。心の次元では、離れていないのです」
●池田SGI会長は、ムイティさんに声を掛け、「ガボンの繁栄、そして『アフリカの世紀』の栄光と勝利を、私たちは祈り、応援してまいりたい」とスピーチした。
●SGI会長のスピーチを指針にした。
 「青春時代から、一点の曇りもなく、わが使命の大道を、真っすぐに歩み抜いてきた。皆さんも頑張れ!何でもいい、何かで一番に!」
●「SGIの魅力は、自己を訓練し、高めていけるというところにあります。師弟の誓願が自身を発展させていけるのです。師匠が、誓いを全て果たしてこられたように、私も母国の発展に貢献します!」


【生活ワイド 薬物性消化菅障害】
〈傷害を起こしやすい薬は〉
●消化菅障害を引き起こす頻度が高い薬の代表格は、「NSAID(エヌセイド)」で、この薬でおこる潰瘍を「NSAID潰瘍」といいます。

〈「おくすり手帳」で整理する〉
●(1)複数のNSAIDや抗血栓薬(血液をさらさらにする薬)を飲んでいる人
 (2)以前に胃潰瘍等になったことのある人
 (1)に関しては、2カ所以上の医療機関から薬を処方されている人は、特に注意が必要です。「おくすり手帳」を活用して、きちんと整理しておきましょう。
 (2)の方は、自分の状態をきちんと認識し、診療のたび、積極的に医師に告げてください。
●常に「おくすり手帳」を持ち歩き、服用中の薬について、違う科の医師にも伝えよう

《医師、患者、薬剤師が協力して防ごう》
〈出血した場合は入院が必要〉
●薬局でも、薬剤師に「おくすり手帳」を見せてください。薬の情報を、医師、患者本人、薬剤師の三者が共有して、適切な処方ができるよう、力を合わせていくことが大切です。
●出血した場合には、貧血が改善されるまで、入院が必要になります。高齢者に多い病気ですから、入院が長期化し、筋肉が衰えたり、認知症の症状が進んだりすることも考えられます。
 そうしたことにならないためにも、前述の「おくすり手帳」の活用などで消化菅障害に至らないよう、予防に努めていきたいものです。