幸福の因は外にあるのではなくあなたの中にあることを知ってください

2013年12月14日(土)更新:2
【名字の言】
 本年の掉尾を飾る本部幹部会。各地の中継会場に、この一年、自らの使命の舞台で、挑戦を貫いた同志が集った。「広宣流布大誓堂」落成の喜びと相まって、談笑の輪が広がった▼SGI研修会で来日し、8日、東京・創価国際友好会館の会場に参加した韓国のある友はその夜、都内の交流座談会へ。初めて参加していた新来の青年に優しく語りかけた。「幸福の因は外にあるのではなく、あなたの中にあることを知ってください。私はこれからずっと、あなたの幸せを祈っていきます」▼人との出会いに何を残すか。とりわけ、相手の命に“幸福の種”を植える仏法対話に際しては、心に届く言葉を残していきたい。たった一言でも命に植われば、幸福の芽が育つ。異国の青年の未来に思いをはせた、「幸せを祈ります」という誠心誠意の一言は、青年の命に確かな“芽吹き”をもたらすことだろう▼池田名誉会長は綴る。「昨日も、今日も、明日も、あの人、この人に、励ましの声をかける。肩を叩き、抱きかかえ、その胸に生命の共鳴音を響かせる。幸福の道を示し、共に歩みを開始する。それが広宣流布だ!」▼何かと気ぜわしくなる師走。カレンダーが終わっても、人生は続く。祈り、励ます行動に終わりはない。(億)
   (聖教新聞 2013-12-14)