賢者はよろこび愚者は退く
2014年1月11日(土)更新:2
【名誉会長と共に 新時代を開く〈2〉】
中国の古典に、「苟(まこと)に日に新たに、日日(ひび)に新たに、又日に新たなれ」(金谷治訳)とある。
どんな立場になっても、年齢を重ねても、毎日毎日、変わらなければならない。
日々前進、日々向上、日々戦い、これが仏法の魂だ。
広宣流布という大目的に向かって、いよいよ、大事な一年の行動開始である。
皆の力で、最高の勢いと、最高の希望をもって、新年を出発できました。
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心を動かすのは心だ。
友のために祈るのだ。
信仰の感激を、確信を、喜びを、ありのままに語っていくことである。
真心を込めて語れば、「自分の幸せを、こんなに真剣に祈ってくれた」という信用が残る。感動が残る。いつか必ず花開く。
時には無理解の壁もあろう。戸田先生は、何人もの人から折伏されても、なかなか納得しない人について、「それだけ多くの人に『聞法下種』させて、多くの功徳を与えている人なんだ」と言われていた。
すぐに弘教が実らなくても、語った分だけ仏縁が広がる。功徳が積める。
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日蓮大聖人は「賢者はよろこび愚者は退く」(御書1091ページ)と仰せである。
皆、誉れある誓願に燃えて、今年は、一重深く、強く、広々と、大賢者の境涯を開きながら、喜び勇んで、一切を勝ち進んでくれたまえ!
聡明に体を大切にして、風邪など、ひかないように! ますます若返って、私と一緒に戦い、「今生人界の思出」(同467ページ)を創りゆこう!
(聖教新聞 2014-01-11)