未来部育成のページ 他

2014年2月6日(木)更新:4
【中米・コスタリカ国連「平和大学」に教育センター】
●センターの開設を記念するフォーラム。ビレラ事務局長は「長年にわたるSGIの協力に、心から感謝いたします」と
●中米・コスタリカの国連「平和大学」内に誕生した「地球憲章教育センター」の開設を記念する国際フォーラムが1月31日と2月1日(現地時間)の両日、同大学で開催され、SGI(創価学会インタナショナル)の代表が出席した。フォーラムでは、SGIをはじめ地球憲章を支援してきた団体名を刻んだ銘板を除幕。SGIと地球憲章インタナショナルが共同企画・制作した環境展示「希望の種子――持続可能性のビジョンと変革へのステップ」の開幕式も行われた。さらに、先月発表された池田SGI会長の平和提言に、多くの反響が寄せられた。
   (聖教新聞 2014-02-06、以下同)


民音創立者池田大作名誉会長に栃木・小山市から感謝状】
小山市からの「感謝状」授与式。大久保市長から、民音の小林代表理事に、名誉会長への感謝状が託された(民音文化センターで)
民音創立者の池田名誉会長に、栃木県小山市から、同市の市政60周年を記念するとともに、長年にわたる芸術・文化の振興と、市民福祉の発展に対する多大な貢献を讃え、感謝状が贈られた。
 授与式は5日、小山市の大久保寿夫市長らが出席し、東京・信濃町民音文化センターで行われた。
 小山市は県内第2の人口を誇る都市。これまで「ドラマチック・タンゴ『新黄金世代の巨匠たち』」(2013年)をはじめ、約70回に及ぶ民音公演が行われてきた。
 式典で大久保市長は、世界平和を希求する名誉会長の芸術・文化に対する先見の明を称賛。「民音公演を通し、我が市の芸術・文化の発展に大きく貢献してくださいました」と感謝を述べた。
 また、市長は、これまで市内の小中学校で「民音学校コンサート」が開かれてきたことに対し、「音楽は子どもの成長に欠かせません。今後も子どもに笑顔を与える活動を」と期待を寄せ、民音の小林代表理事に感謝状を託した。小林代表理事が、名誉会長の真心からの謝意を伝えた。 


【未来部育成のページ 育み 関わる 原点見つめて 中部未来部イングリッシュフェスタの取り組みから】
〈イベント誕生〉
●収録した第1回課題文の模擬演技には、平山中部長が出演。それを会合で流した。
 「中部長がここまでやる企画なんだ!」と壮年・婦人・青年部の未来部担当者に喜びと驚きが広がり、勢いが加速した。また、国際部も総県単位で勉強会を持ち、未来部のメンバーが英訳を相談できるよう協力した。
●「開催の目的に、未来部のメンバーが英語に親しむこと、メンバーの横のつながりを大切にすること、SUAへの進学など海外に目を向けることを掲げました。
 ただ、実際の取り組みでは、皆が未来部員の信心を深めようと一生懸命に関わってくださっている。そういう運動になったことは私たちにとって想像以上でした」
 また、別のポイントに親しみやすい企画をつくれたこともある。課題文の内容を分かりやすく変更したことが、未来部員に“英語って楽しいものなんだ”との思いを広げた。さらに、団体で寸劇をつくり上げる形も“未来部の活動が楽しい!”との意識変革につながっていった。
●「1、2、3回とつくっていく中で、関わる大人が楽しんでいたということも大きな要素だと思います。未来部担当者は皆、“皆が楽しそうにしているから成功するんだね!”と言っていただくことが多かったんですが、それは、未来部員にも敏感に伝わるんです。
 担当者として、未来部員と関わる中で、“自分が楽しいという思いを持つこと”の大切さを教わってきたので、今、それを強く実感します」
●「限られた期間の中で、苦心して一つのものをつくり、DVDにして送っていただく。今回、エントリー数は301でしたが、その数以上の成長のドラマが生まれているんです。
 当日の会合には、数チームしか実演できないので、その他大勢のチームの方々にも“やって良かった”と思っていただけるのかどうかは、常に課題としてあります。
 心を込めた分だけ、未来部の思い出になります。未来部員がどうやったら喜んでくれて、成長につながっていくか。それを考えなければ、形になっていかないし、続けられないと思います。」

《英語が学会活動への“親しみやすさ”を拡大》
〈躍動する現場〉
●両親が未活動の女子中等部のメンバーに、未来部担当者が声を掛けた。「今度こんなイベントがあるんだけど」と誘ってみると、答えは「やりたい!」と。
 その子は、人生で初めて参加した学会の会合が、E-1グランプリの打ち合わせ。何も分からずに参加すると、同じ中学の友がいることに気づき、お互いに「えー、学会員やったん!?」と大喜び。収録を終えて数日後の座談会にも出席し、2人で活動報告をして、感動を広げた。
●男子高等部のメンバーの母親は、「うちの子は題目三唱もしてないし、学会活動はムリ」と思い込んでいたが、担当者が本人に「今度、英語の劇をやるんだけど」と聞くと「やる!」との返事。それだけでも驚きだったのが、新年勤行会に息子と参加した時に母は変化に気づく。「ちゃんと声を出して勤行をしている!」しかも終了後には「数珠と経本を買ってほしい!」と。この姿に親は大喜びした。
●関わった壮年・婦人・青年部は皆、「未来部員を育てるようでしたが、関わる中で周りも育ててもらった」「E-1グランプリはいろんな関わり方ができて無駄がない」と語る。
●「毎回の打ち合わせの時に勤行・唱題をして、休憩の時には、将来の夢の話が弾んだりして、その未来部員の笑顔がとてもステキなんです。
 一生懸命覚えた英語のセリフは、何十年か経ったら忘れてしまうかもしれないけど、自分の夢や池田先生のことを話し合ったり、殻を破って一つのものを共につくり上げた思い出は、子どもの心に一生残ると思います」
 “温かく楽しい学会の、信心の世界を知ってほしい”“その世界こそ池田先生の心なんだ”――信心の継承に尽力する現場の強い思いが未来部員に直接届いている。


《心に希望の語らいを》
●みんなの可能性は宇宙大です。ましてや、若くして妙法を持(たも)っている皆さんです。
 戸田先生も、青年に、「まず肚(はら)を決めよ! 決まったら勇ましく進め」と、いつも言われていた。
 目の前の課題に、100%の自分で、思い切ってぶつかろう。
 「全てに100%で挑む」――これが、青春の勝利の秘訣です。
 (「未来対話」第6回より)