「確信を 持てる幸せ 恐れなし」

2014年2月18日(火)更新:4
【名字の言】
 先輩と共に初の仏法対話に挑戦した男子部員。「この信仰は“無敵の信心”なんだ」と語ると、先輩が「マリオに出るスターだよ。“もう何でも来い!”さ」と合いの手を入れた▼例えに出たのは、「世界一売れたゲーム」としてギネスブックにも認定された、ゲームの名前。敵を乗り越え、ゴールを目指す主人公は、星形のアイテム“スター”を取ると、軽快な音楽とともに輝きだす設定だ▼こうなったら無敵である。普段、敵に触れられるだけで倒れる主人公が、どんな敵も体当たりで倒せる。いつもはひるむ相手にも、大胆に立ち向かえる強さを得る▼先日、沖縄・石垣島の集いで壮年が体験発表した。昨年2月、「悪性リンパ腫」と診断されるが、「徹して強気で」との池田名誉会長の呼び掛けを胸に刻んだ。担当した医師の声が弱々しいと感じ、ぐっと手を握った。「私は絶対に治しますから、先生は最良の治療をお願いします!」。強い祈りで治療を乗り越え、昨秋、ついに寛解になったという体験だった▼本紙の「新・生き生き川柳」欄に「確信を 持てる幸せ 恐れなし」とあった。“絶対に大丈夫!”“必ず勝てる!”と、信心の「無敵の力」を信じ抜くところから、勝利へのドラマは始まる。(険)

   (聖教新聞 2014-02-18)