猶猟師の細めに視て徐に行くが如く

【御金言】
■猶猟師の細めに視て徐(ななめ)に行くが如く猫の鼠を伺うが如し、常に是の言を唱えん我羅漢を得たりと外には賢善を現し内には貪嫉を懐く(P.21)
■千杯ものたくさんの漆(うるし)も、わずかカニの足一つ混じったたけで、性質が変わってしまう(通解P.1056)

【御指導】
■個人においても、和合僧の組織にあっても、「信心」という一点では、いささかの“濁り”も許されない。わずかでも不純なものがまぎれ込めば、信仰の世界全体が侵され、変質し、やがて堕落してしまうからだ。(1989-10-01)
■壇那(信徒)を、自分の“食いぶち”としか考えていない。(中略)人を救う慈悲などまったくない。(1991-10-10)