病気と闘う皆様、断じて負けるな

寸鉄
病気と闘う皆様、断じて負けるな。「必ず勝つ!」強き祈りで諸天を動かせ (聖教新聞 2011-10-17)

【名字の言】
身も心も爽快な秋。何をするにも気分がいい。そんな「秋」だが、その文字の下に「心」をつけると「愁」(憂い)となり、気分は一転する。心配事や悩みは人生につきもので、御書にも「人間に生をうけたる人上下(じょうげ)につけてうれへなき人はなけれども」(929ページ)とある。
誰もが悩み事を抱えるが、受け止め方はさまざまだ。時として悲観的になる人間の習性をこの御文に続く箇所で、こう述べられている。“病気になり、病状が重くなると、もうこれ以上の重病はないと弱気になってしまう”
同じ現実に向き合っても、なぜか前向きな人と後ろ向きな人がいる。問題は脳の中の回路のバランスだ、と指摘するのは脳科学者の茂木健一郎氏。「いろいろなことについて考え、感じるときのバランスを、しなやかに、やわらかなものにすれば自然に生きる力が湧いてくる」とも (「第三文明」11月号)
夫の自宅介護を経験した婦人部の友が語っていた。介護をする中で、今、自分がしていることは、とても貴重なことなのだと思え、体はへとへとになりながらも、幸せを感じていたと
目の前の状況に一喜一憂し戸惑うのが人の常。その揺れ動く心を整理し、前へ、明日へと生き抜く力を培うのが私たちの信仰だ。(同)

・動画「世紀の英雄」創価合唱団
http://www.youtube.com/watch?v=-QjG8KSHfHo&sns=em
・「筝曲 火の国の歌」
http://www.youtube.com/watch?v=po2IEfyVUnA&sns=em

10月17日更新:3