広布拡大の実証を、三代会長と幾多の先輩同志に捧げたい

【名誉会長 折々の指導 15】
●学会は、真面目で、真剣で、皆の幸せを願う世界だ。皆のことを心配し、皆のために苦労・努力する。それが創価学会
●ひとたび広宣流布の戦いに挑んだならば、『仏法は勝負』だ。
同志の皆さんのことを思えば、負けるわけにはいかないじゃないか。
断じて勝つために、どうすればいいのか──皆で題目をあげ、団結をして、智慧を出すのだ。
今こそ、広宣流布の基盤を磐石にしていくことだ (聖教新聞 2011-11-08、以下同)

【わが友に贈る】
真剣な「決意」を!
強盛な「祈り」を!
果敢な「行動」を!
この無敵のリズムで すべてに勝ちゆけ!

【名字の言】
●大功労者の地域発展を願う行動には、横やりも多かったという。御書に「賢人をば愚王のにくむとはこれなり」(1467ページ)と。人のために尽くしても、賢人は悪意の者から憎まれる。善意の行動も、権力欲の目には権力を得るための策に、名聞の者には売名行為と映るからだ
創価学会の誇りは、創立以来、「庶民の幸福のために」貫いてきたこと。ゆえに、妬まれ迫害された。投獄・弾圧された三代会長の歴史はそのまま、日蓮大聖人の御金言の証明である。今月は創立の月。広布拡大の実証を、三代会長と幾多の先輩同志に捧げたい。

【57歳の再就職 苦闘1年半 “黄金柱”は絶対に負けない】
〈温かい心に包まれて〉
●「絶対に大丈夫!」
ある日、本部長の力強い一言に、心が大きく揺さぶられた。
「阿部さん、苦難を乗り越え、“われら壮年の灯台”になるんです!」
●阿部さんは、決して諦めなかった。
『「不撓(ふとう)」 心が固く、困難に屈しないこと』──同志が贈ってくれた言葉を経机に掲げた。名誉会長の指導を貪るように読み、懸命に祈り続けた。

〈闇が深いほど暁は近い〉
●「頑張っているのはわかってるから。あまり根を詰めるなよ」とぶっきらぼうに。
「父の日」だった。
胸に熱いものが込み上げた。包みに張ってあるシール「Thanks Father's Day」を丁寧に切り取り、手帳にはさんだ。
家族の温かい支えがさらなる力になった。
そのころ、同志から、職業訓練校で資格を取得して再就職を果たしたとの体験を聞いた。
迷いはなかった。“祈って行動!やれることは全てやろう”
●途中、腎臓結石を患い、手術が必要との診断を。“一日も休んでなるものか”と真剣に祈った結果、入院2日前に石が排出された。
懸命な努力の末、2級ボイラー技士や第三種冷凍機器責任者などの資格を取得し、本年3月に卒業を。
就職活動の約1年半で、唱題が300万遍を越えた阿部さんは、確信に満ちていた。
“必ず決まる。いや、決めてみせる!”
「闇が深ければ深いほど、暁は近い。ゆえに、最後の粘りが、勝利への一念を凝縮した最後の瞬発力が、人生の勝敗を決していくんです」──師の指導を胸に、力を振り絞り、必死の就職活動を。
そして本年6月、ビル管理会社の正社員採用を勝ち取った。
苦闘を勝ち越えた阿部さんは、わがことのように喜んでくれた同志への感謝の思いを胸に、生き生きと仕事に、学会活動に奔走する。その胸中には、“黄金柱ここにあり!”との誇りと決意がみなぎっている。

11月8日更新:1