ルース大使を表敬 原田会長がアメリカ大使館へ

2011年11月30日(水)更新:5
原田会長をはじめ創価学会の代表が28日、東京都港区のアメリカ合衆国大使館に、ジョン・ルース駐日大使を表敬訪問した。
ルース大使は、オバマ大統領の指名によって、2009年8月から駐日大使を務めている。
冒頭、原田会長から池田名誉会長の伝言を伝えると、ルース大使は「私の方からも、くれぐれもよろしくお伝えください」と感謝を述べた。
次いで原田会長は、米国とルース大使の東日本大震災に対する真心の援助に、深い感謝の意を表した。
大使は震災後の3月23日、宮城県石巻市の避難所を訪問し、被災者の手を取り激励。6月の3度目の被災地訪問では、岩手県大船渡市で建物解体のボランティアに加わり、自ら汗を流した。
大使はこうした経験を踏まえつつ、震災を通して米国民は、日本人の力強さ、冷静さなどに触れ、日米間の強い絆を確認できたと強調。「とりわけうれしく思ったことは、日米間の若い世代の絆が強まったことです」と語った。
原田会長は、学会が震災直後から会館に被災者を受け入れ、被災者の生活支援を継続してきたことを紹介すると、大使は、学会の人道支援に「素晴らしいことです」と深い共感を伝えた。
さらに会見では、開学10周年を迎えたアメリ創価大学の発展と、卒業生の活躍も話題に。
原田会長が、日本の創価大学も歴代の大使をはじめ、多くの米国の賓客を迎えてきた事実を伝えると、ルース大使は「今後の交流を楽しみにしております」と期待を述べた。
会見にはアメリカ大使館のロバート・ルーク政務担当公使、学会本部国際室の吉郷室長、大内担当部長が同席した。 (聖教新聞 2011-11-30)