アメリカの機長から来信 SGI会長の搭乗機を操縦

2011年12月2日(金)更新:1
池田SGI創価学会インタナショナル)会長の1996年の北中米訪問の折、フライトの機長を務めたビリー・J・マリオン氏から、友誼の心を伝えるメッセージカードが届けられた。
氏は本年、SGI会長の事績等を紹介する英文ホームページを通じて、当時の思い出を述懐。SGI会長も変わらぬ友情を喜び、真心の伝言を贈った。
かつてSGI会長は人物エッセー「忘れ得ぬ世界の友」で、氏との出会いを「アメリカの名機長」と題して執筆した (『池田大作全集』第123巻所収)。
──デンバーからニューヨークに向かう途中、機は激しい雨に見舞われた。目的地も悪天候。直行しても、嵐で空港が混雑し、上空で旋回しながら着陸を待つ可能性もある。
「万が一」は許されない。マリオン機長は燃料を補給するため、別の空港への着陸を選択した──。
SGI会長は、氏の高い操縦技術と、スタッフとのチームワークを生み出すリーダーシップを讃え綴った。
「リーダーの謙虚さが、皆の『やる気』を引き出し、『全員、無事着陸』という勝利への団結を生む」
「そうすれば皆の力は、足し算ではなく掛け算になる。5+5+5=15だが、5×5×5=125になる」
寄せられたカードには「大切な友人でいてくださることに心から感動申し上げます。ご健康とご多幸をお祈り申し上げます」と記されている。 (聖教新聞 2011-12-01)