すべての民衆を幸福に

2011年12月10日(土)更新:2
【御書とともに〈62〉名誉会長が指針を贈る】
日蓮は去(い)ぬる建長五年癸丑(みずのとうし)四月二十八日より今年弘安三年太歳庚辰(たいさいかのえたつ)十二月にいたるまで二十八年が間又他事なし、只妙法蓮華経の七字五字を日本国の一切衆生の口に入れんとはげむ計りなり (諌暁八幡抄、585ページ)
〈通解〉 今、日蓮は、去(さ)る建長五年四月二十八日より今年弘安三年十二月に至るまで、二十八年の間、他事は一切ない。ただ妙法蓮華経の七字五字を日本国の一切衆生の口に入れようと励んできただけである。

《同志への指針》
日蓮大聖人が死身弘法の大闘争を貫かれたのは、ただただ民衆の幸福を願われてのことであった。この崇高な使命を受け継ぐ我らは、皆が尊き「地湧の菩薩」である。皆が宿福深厚(しゅくふくじんこう)なる「御本仏の使い」である。
今この時、若き地湧の勇者が続々と踊り出ている。さあ、新たな広布の山を登りゆこう! あの友にも、この友にも、妙法を語り広めながら! (聖教新聞 2011-12-09)