愚痴は福運を消す。感謝の唱題は万代の幸を築く

2011年12月18日(日)更新:3
●十二月十八日
 ありがたいことに、私は妻から、愚痴らしいことを、いっさい聞いたことがない。愚痴というのは、今さら言っても仕方のないことだ。「言わない」と割りきってしまえば、たいしたことではなくなる──というのが、妻の言い分である。自己を律するその強さに、私はずいぶん支えられてきたのかもしれない。
 そして妻は何ごとにも感謝を忘れない。一見悪いことのようであっても、“これでまた鍛えられる、成長できる。だからありがたいことだ”──そう思えば、愚痴はなくなる、朗らかでいられる、と。 (『女性に贈ることば 365日』池田大作
●「確信」すれば、わが身はいよいよ無量の功徳につつまれていく。疑ったり、文句をいった分、せっかくの功徳を自分で壊してしまう。「心こそ大切」(御書1192ページ)である。私たちは日蓮大聖人の仰せどおりの「心」で進みたい。その結果は必ず、この「一生」のうちに現れてくる。 (御指導、1993-05-26)