日本は人権の面では、まさに“未開の野蛮国”

2011年12月29日(木)更新:6
【世界の論調 松本サリン事件被害者 河野義行さん】
●池田名誉会長は1998年6月、第23回本部幹部会でのスピーチで河野さんとその著作について次のように言及している。
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 このたび、潮出版社から、河野義行氏の『妻よ!』が出版された。氏は、こう記しておられる。「94年6月27日深夜、毒ガス兵器サリンが、突然、わが家を襲った。(中略)私たち家族は、『殺人者とその家族』のレッテルをマスコミに貼られ、冤罪の歯車に巻き込まれていった。どんなに抵抗し無実を叫んでも、巨大な力の前には無力であった。事件当時、多くの市民は私や家族に対して社会的な制裁を加えた」。本当に、ひどい国である。日本は人権の面では、まさに“未開の野蛮国”である (聖教新聞 2011-12-18)