中国 中央財経大学が池田大作名誉会長を「名誉教授」に決定

2011年12月30日(金)更新:1
 明年は日中国交正常化40周年。この佳節に中国の名門「中央財経大学」(王広謙学長)から池田大作名誉会長に「名誉教授」称号が贈られることが決定した。
 新中国の成立直後、1949年11月に設立された同大学は本年、創立62周年を迎えた。目覚ましい発展を遂げる中国にあって“経済・経営専門家の揺籃”と称される伝統校だ。
 「211工程」(21世紀までに100校の名門大学を建設する教育部のプロジェクト)に指定され、国家重点大学の一つとして、特に経済学、経営学の教育・研究において中国屈指の実績を誇る。国際交流も活発に推進し、世界80以上の大学と友好交流を行っている。
 また、各学部の一流の教授陣に加え、国内外から傑出した学者を招聘。米ペンシルベニア大学のローレンス・クライン名誉教授をはじめ、多数のノーベル経済学賞受賞者を学術委員や名誉教授として招き、教育・研究の充実に力を注ぐ。
 卒業生は9万人を超え、政府の財務関連部局や、銀行総裁、大学学長など、有為の人材を陸続と輩出し続けている。
 国際交流担当の李俊生副学長から寄せられた決定通知では、池田名誉会長について「中日国交正常化を提言し、中日人民の友好の促進に多大なるご貢献をされてきた中国人民の古き良き友人」であると言及。長きにわたり、一貫して友好に尽くしてきた行動に心から敬意を抱いているとして、こう述べている。
 「中国と日本の友好の歴史を顧みる時、池田先生のご功績は不滅であり、まさに中日友好の『平和の使者』の名にふさわしい」
 信義の行動で、国と国、人と人を結び続ける名誉会長。その軌跡は時を経るごとに一層輝きを増している。 (聖教新聞 2011-12-29)