池田博士は人間の尊厳を守るために生涯を捧げてきた行動者

2012年2月4日(土)更新:1
 中央アジアキルギス共和国の「キルギス中国人文経済大学」から池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に、「名誉教授」称号が授与されることが決定した。
 これは、人間の尊厳を守るための行動を讃えたもの。オムケエワ学長から決定通知書が寄せられた。
 キルギス共和国の第2の都市「オシ」。3000年以上の歴史をもつ、中央アジアでも特に古い街であり、シルクロード貿易の要衝として栄えてきた。
 現在、多くの教育機関が立つ“学生の街”としても知られるオシで、新しい国際社会の時代を展望し、人材の育成に努めるのが「キルギス中国人文経済大学」である。
 近年、隣国として経済や安全保障などの分野で協力を強めているキルギスと中国。昨年にはオトゥンバエワ大統領(当時)と胡錦濤国家主席が会談するなど、両国関係は新たな段階を迎えている。
 中国との協力関係が進むキルギスの高等教育を担う同大学には、経済学、会計学、応用情報学、外国語などの各学部があるほか、法学などの専攻がある付属カレッジが設置されている。
 SGI会長を「名誉教授」に招聘することは、同大学の学術評議会の厳正な審議を経て決定されたもの。
 評議会では、SGI会長が創価の一貫教育機関や文化団体を設立してきたこと、著書が世界各国で翻訳・出版されていることなどが報告され、「池田SGI会長が人間の尊厳を守るために人生を捧げてきた」と言及。満場一致で決まった。
 オムケエワ学長が署名した決定通知書には「池田会長を名誉教授として迎えることは、本学にとって大変に名誉なことであります」と記されている。 (聖教新聞 2012-02-04)