東日本大震災と宗教の役割

2012年2月24日(金)更新:1 
【青年部の連続講演会 「東日本大震災と宗教の役割」 宗教学者山折哲雄氏が登壇】
 青年部の連続講演会が23日、東京・日本青年館で行われ、宗教学者山折哲雄氏が「東日本大震災と宗教の役割」と題し登壇した。
 氏は、際限なき欲望の追求によって成り立ってきた近代社会が限界を迎えていると言及。
 今回の大震災を契機として、従来の価値観を根本的に転換する時であると語った。
 その上で、法華経に説かれる「三車火宅の譬(たとえ)」等に触れ、自分の欲望を満たすのではなく、第三者や次世代の欲求を充足させる社会の建設をと念願。
 法華経の精神性を体現する学会青年部の活躍に期待を寄せた。  (聖教新聞 2012-02-24)