猶多怨嫉、況滅度後

2012年3月11日(日)更新:3
・斧節『本部職員は宗教貴族』
http://d.hatena.ne.jp/sokaodo/20120310/
【新・人間革命 厳護 二十八】
●立身出世を遂げた人を羨み、嫉妬したり、時には、謀略を駆使してまで、他人を蹴落とそうとする人もいる。
 そうした生き方の背景には、自分の外の世界に、幸せがあるとの迷妄がある。
 日蓮大聖人は、「若し心外に道を求めて万行万善を修せんは譬えば貧窮(びんぐ)の人日夜に隣の財(たから)を計(かぞ)へたれども半銭の得分もなきが如し」(御書三八三ページ)と仰せである。
 自分の心の外に、成仏、幸福の道を求めて、万の修行、万の善行をしたとしても、何も得られない。困窮している人が、日夜、隣の財産を数えているようなものだ──と言われているのだ。 (聖教新聞 2011-01-12)