名誉会長 東北の友にメッセージ

2012年3月12日(月)更新:2
【東北はじめ全世界で追善の勤行会 池田大作名誉会長は創価学会第2別館で東北の友にメッセージを贈る】
東日本大震災から1年を迎えた11日、東北をはじめ全国、全世界で追善回向の福光勤行会が行われた。
 池田大作名誉会長夫妻は東京・新宿区の創価学会第2別館で厳粛に勤行・唱題を行い、全犠牲者の冥福と、被害を受けた方々の安穏を深く祈念した。
 名誉会長は、被災地の一日も早い復興を念願してメッセージを贈り、「この一年、皆様方がどれほど忍耐強く、相次ぐ試練を乗り越え、勝ち越えてこられたことか。そしてどれほど勇敢に、広宣流布の勝利の歴史を残してくださったことか。『これは古今東西のどんな英雄にも勝る大偉業なり』と、いかなる風雪にも耐え、毅然と生き抜かれる皆様方を、なにより御本仏・日蓮大聖人が、最大に御賞讃なされていることでありましょう」と友の奮闘を心から讃えた。
 さらに「一番、苦労されている東北の皆さんが、一番、幸福になれる。それが妙法です」との確信を述べた後、「郷土の復興へ、いまだ苦難の道のりは続くでありましょう。しかし、世界一麗しい東北同志の心の絆を宝とし、不撓不屈の負けじ魂をいや増して燃え上がらせながら、勇気凜々と、前へ前へ、生き抜き、勝ち抜いていってください。そして、これからも私と共に、世界が仰ぎ見る、人材が躍動する『青葉の森』を、さらに生き生きと、さらに広々と生い茂らせていってください」と万感の期待を寄せた。  
●原田会長は、遺族および被災した方々に心からのお見舞いを述べた後、「滞り無く上上品の寂光の往生を遂げ須臾(しゅゆ)の間に九界生死の夢の中に還り来って」(御書574ページ)の御文を拝読。
 亡くなった方々も、すぐに私たちの元に戻り、共に広宣流布の陣列に加わっていく。創価家族は三世に一体であり、師弟の絆は永遠である。全東北の幸福と安穏のために、互いに励まし、共に新たな希望の一歩を踏み出していきたいと語った。 (聖教新聞 2012-03-12)