「言葉の光」で人間と社会を照らせ

2012年4月20日(金)更新:1
【きょう61周年の本紙創刊記念日 池田大作名誉会長の随筆集「平和への大道」が発刊】
 きょう4月20日は、本紙創刊記念日。創刊61周年を記念して、本社から池田大作名誉会長の『随筆 平和への大道』が発刊された。
 これは、池田大作名誉会長が山本伸一の筆名で2010年1月から発表してきた本紙連載「随筆 我らの勝利の大道」から、珠玉のエッセー19編を収録したもの。
 昨年3月の東日本大震災後、東北をはじめとした被災地で戦う勇者の奮闘を讃え、苦しみに寄り添うようにして綴られた随筆も収められている。
 「まえがき」の中で名誉会長は、古代中国の哲人である孔子が、弟子に語った言葉「吾が道は一以てこれを貫く」(わが道は一つのことで貫かれている〈金谷治訳〉)に言及。
 「今、わが胸に想起されるのは、広宣流布という『平和への大道』を『一以(いつもっ)て』貫き開かれた恩師の巍々堂々たる人生である。私も、その道に続こうと思った。その道を開こうと決めた。その道を貫こうと覚悟した。その道は『勇気の道』であり、『希望の道』である。『友情の道』であり、具体的には『対話の道』だ」
 さらに池田大作名誉会長は、岩手県釜石市で震災後、ショベルカーを操り、瓦礫を取り除きながら救援拠点まで4キロもの道を切り開いた地区部長らの活躍を紹介。彼らの手作りの“ヘリポート”によって、被災者の救援も迅速に進んだという。
 池田大作名誉会長は被災した友に思いをはせ、ペンを走らせる。
 「我らの『平和への大道』とは、『立正安国への大道』である。一番苦しんでいる人が、一番幸福になる。そして、一番大変な地域・社会が、一番安穏に輝く。その大いなる希望の光源こそ、創価の堅固な連帯と不屈の前進なのである」と。
 人と社会を照らしゆく「言葉の光」。名誉会長と共に障魔の嵐を乗り越えて、広宣流布の大道を歩み抜く同志の希望の一書である。  (聖教新聞 2012-04-20、以下も)

【中学・高校生向け「未来ジャーナル」小学生向け「少年少女きぼう新聞」第1号が完成 名誉会長の新連載が開始】
●「未来ジャーナル」の連載「未来対話――君と歩む勝利の道」の第1回は「さあ 出発しよう!」をテーマに。
 「もがくこともある。悩むことだっていっぱいある。しかし、それは、勝利の大道を、まっしぐらに前進している証拠です。時には、くたびれて立ち止まることもあるでしょう。大きく深呼吸して、また歩き出せばいいんです。私たちは、いつでも一緒です」