励ましは「万」の「力」

2012年4月21日(土)更新:1
【御書とともに〈75〉名誉会長が指針を贈る】
 夫れ木をうえ候には大風吹き候へどもつよ(強)きすけ(扶)をかひ(介)ぬれば・たうれず、本(もと)より生(お)いて候木なれども根の弱きは・たうれぬ (三三蔵祈雨事、1468ページ)
〈通解〉 植えた木であっても、強い支柱で支えれば、大風が吹いても倒れない。もともと生えていた木であっても、根が弱いものは倒れてしまう。

《同志への指針》
 「支え」のある人間は強い。負けない。「善知識」という強い支えがあれば、いかなる試練の嵐も乗り越え、幸福と勝利の花を咲かせていける。
 「励まし」は、「万」の「力」を友に贈る。真心の対話こそ、最も地道でありながら、最も強く心を結び、最も深く信頼の根を広げるのだ。 (聖教新聞 2012-04-21)