きょう御書全集発刊から60周年

2012年4月28日(土)更新:5
【きょう御書全集発刊から60周年 人間復興の哲理を世界へ 海外の10言語以上で出版】
●人類の平和と幸福を実現するための“一書”――『日蓮大聖人御書全集』の発刊から、きょうで60周年を迎えた。現在、御書は海外の諸言語に翻訳され、民族や文化の違いを超えて、全世界の人々に勇気と希望を送っている。
●池田名誉会長は語っている。
「時代を超えて、『全人類』を救い、永遠に栄えさせていく。『全世界』のための仏法が大聖人の仏法である」
 「永遠の経典」である御書とともに――学会は、どこまでも「御書根本」で、世界広布の大道を進みゆく。  (聖教新聞 2012-04-28、以下も)

【御書発刊60周年 人類の宿命転換へ仏法研鑽の大運動 本年52ヵ国地域・15万人が教学試験に挑戦】
●昨年、大規模洪水がタイを襲った。そのタイで本年1月、教学初級試験が行われた。
 受験した壮年部員は語っていた。
 「家の床上1メートルまで水に漬かりました。避難先で御書の勉強を続けているうち、『この危機を乗り越えなければならない。弛まず信心を貫こう』という決意が湧き上がってきました」
 また、ある未来部員は、こう誓っていた。
 「『三障四魔が競い起こっても退いてはいけない』と学び、苦しくても負けてはいけない。チャレンジするんだと心に決めました。」
 日蓮大聖人の御書には、全人類の宿命転換の方途が示されている。この御書を学び、現実の中で実践するところに、学会教学の誉れの伝統がある。
●「日は東より出づ日本の仏法の月氏へかへるべき瑞想なり」(御書589ページ)
 仏法西還・世界広宣流布を予言した大聖人の未来記を、700年余の時を超えて実現したのが創価学会なのである。