法華経の兵法で勝利

2012年4月29日(日)更新:2
【みんなの広場 心に刻む御書の一節】
 34歳の時、仕事のことで上司と衝突。彼は創価学会の信仰と仕事を結び付けて、理不尽な言い掛かりを付けてきました。道理を尽くし、社長にも訴えましたが、残念ながら転属命令を受け、周囲の冷たい視線に悔しさが募りました。
 先輩に指導を受けると、「御書の通り、三障四魔を呼び起こしたんだ。『法華経の兵法』(御書1193ページ)で戦おう」と。そのころ男子部で、四条金吾に与えられた御書を研鑽していました。
 1年半、歯を食いしばって頑張った結果、信頼を取り戻し、多くの人が味方となってくれました。「仏法と申すは道理なり」(同1169ページ)との御金言をわずかでも実践できたことが、生涯の誇りとなっています。 (聖教新聞 2012-04-28)