わが友に贈る・寸鉄・名字の言 他

2012年5月10日(木)更新:5
【わが友に贈る】
 苦難の挑戦には 強き信心で応戦を!
 その繰り返しが 自身を金剛に鍛える!
 勇気で勝ち開け! (聖教新聞 2012-05-09、以下同)

寸鉄
●学会の草の根運動は社会の意識変革の力―日本の識者。さあ対話の花園を
●「絶対にこうする」との情熱が爆発的勝利を呼ぶ―恩師。創価完勝へ出陣
●広宣の楽雄・音楽隊の日。君の響きで全同志が奮い立つ。時代照らす希望光
●「何のため」―目的観のない人生は儚い。広布に生き抜く中に最高の充実
●睡眠、食事、運動…賢く健康管理を。清々しき朝の勤行からリズムを作れ

【名字の言】
●「歴史」に学ぶとは?池田名誉会長は「『それが人間を、民衆を幸福にしたのかどうか』という観点で、すべてを検証し直すことが大事です」と。
●長く権力に翻弄され、苦しんできた沖縄には、民衆に尽くした人をこそ「英雄」と見る、確かな史観が脈打っている

【新・人間革命 人材城 二十五】
●子どもは、自分を打つ父を恨み、槻(つき)の木を憎む。しかし、修学増進し、遂に自分も悟りを得て、人をも教え導くようになる。振り返ってみれば、親が槻の木の弓で自分を打ってくれたから、自分が大成できたことに気づくという話である。(御書一五五七ページ)
●親父さんは、現象的には、子どもの成長を願うこの父親とは、正反対のように思えるかもしれない。しかし、仏法の眼で見れば、本質的には同じなんだよ。親父さんがいたからこそ、君たち兄弟は“負けまい”として、信心の炎を燃やしてくることができた。

【きょうの発心 御書根本で人に尽くす人生を】
通解  人のために灯をともしてあげれば、自分の前も明るくなるようなものである。  (食物三徳御書、1598ページ・編1466ページ)
●人のために祈り動いたことは、全て功徳となり、自身の崩れざる幸福を築いていくと仰せです。
●総長野女子部は、御書講義や御文を通して友を激励する活動を積極的に展開しています。「女子部は教学で立て」との永遠の指針を胸に、全ての戦いに勝利してまいります。

【「吹上浜 砂の祭典」 郷土の“町おこし”に一役 日本砂像連盟会長を3年 普及へ奔走 世界大会で入賞 テレビ出演も】
●「好きな芸術の分野で、地域おこしに尽力できる。全国、世界の人と心を結べる。それが一番の功徳です」
●人生の目標が持てず、悶々としていた。
 “何のための人生か?”“自分にとって芸術とは?”との問いが身をさいなむ。
●座談会に参加して、さらに感動。壮年や婦人が「ちゃんとご飯、食べとー?」「勉強の調子はどげんね?」 と声を掛けてくれた。家族のような温もりに、心が動かされた。程なく入会した矢野さん。励まし励まされながら成長する、学会活動の醍醐味を知り、半年後には、友人に弘教を実らせた。
 混沌としていた人生観が、明確になった。“人に勇気と希望を送る人生を歩もう”
●“芸術を通して、人に勇気と希望を送れる活動はないものか”
●矢野さんの胸には、ずっと心に刻んできた池田名誉会長の指針がある。
 「太陽も、中心の『核』が、瞬時も弛むことなく、激しく燃えているからこそ、あの赫々たる輝きがある」
●仕事面でも、JAから地元病院に転職し、3年前にケアマネージャー(介護支援専門員)の資格を取得。地道に、人生の土台を固めてきた。
 「人生は“砂上の楼閣”ではいけません(笑い)。永遠に崩れない“幸福の城”を、磐石に築いてみせます」

【翔(はばた)く新会員 自分の“居場所”見つけた 寝台自動車運転手】
●中学・高校時代は、“やんちゃ”してました。暴走族に入ってバイクで走り回ったり、けんかに明け暮れたり……。2歳の時、両親を交通事故で亡くしたんです。当然、顔も覚えていない。そんな境遇に、勝手にすねてたんかも。わが子のように育ててくれた祖父母や叔父には、本当に感謝しています。
●時々、“いつまで、こんなんやってんのかな”と、脱け殻みたいになったりして。
 そんな時でした。ロビーに置いてある聖教新聞を目にしたのは。仏法用語は、ちんぷんかんぷん。でも、なんか引きつけられて、毎日、目を通したんです。なんでかなぁ。やっぱり、なんかを求めてたんですかね。
 読んでいくと、「希望」「勇気」「励まし」……それまで、あんまり口にせーへんかった言葉が、妙に新鮮で。1年ぐらい読み続けました。それで思ったんです。“変えられるのなら、自分を変えたい!創価学会に入りたい”って。
●あいつと男子部の会合へ参加してみると「よー来たな」って、皆さん、心の底から笑顔で迎えてくれて。本当に温かかった。学会に出あって、“ようやくオレの居場所を見つけられた!”って、感激しました。学会には、本気で人のことを思い、自分のことを差し置いても、親身になってくれる人が、たくさんいる。実の親の愛情は知らんけど、同志愛はそれ以上やと思ってます。
●昨年、入会。信心して、職場で「優しい顔になった」「えらい元気やな」と、評判に。仕事に向かう姿勢も変わった。

【読書】
●“自分とは生きる場を与えられた存在。その贈り物への感謝と返礼こそが人間の営為の本質だろう”(『日本の文脈』内田樹中沢新一著)
原発事故と第2次大戦敗戦の原因は似ていると指摘。自分を殺して国策に従う――この共同幻想を打ち破って、「自分を見ていく」ために宗教は重要であり、物事が関係性のなかにあると説く仏教に、時代を救う鍵があると見る。 (『貢献する心』上田紀行ほか著)
●不死の生命より有死の生命、しかも利他性の高い生命がもっとも繁栄すると報告 (同)
●コンクリートの要塞のような防波堤と原発をもたらした近代文明を考え直し、人間存在の根の場所としての「ふるさとの再生」が必要 (『海岸線は語る』松本健一著)
●経済至上主義の文明観からの転換を強調する。 (同)