世界平和の闘争を開始した「師弟原点の日」を讃えたい―市議

2012年5月23日(水)更新:1
【国連持続可能な開発会議 16年の夏季オリンピックの開催地 ブラジル・リオデジャネイロで慶祝議会】
 世界が注目するブラジル・リオデジャネイロ市の市議会議場で8日(現地時間)、市の「SGI(創価学会インタナショナル)の日」である5月3日を慶祝する議会が盛大に挙行された。これには、アンゴラ共和国の在リオデジャネイロ総領事であるジョルジェッテ・エミリ・ゴメス・ドス・サントス氏ら来賓をはじめ、250人の市民が出席した。
 ブラジル第2の都市リオデジャネイロ。人口約632万人。1960年にブラジリアに遷都されるまで同国の首都であり、歴史的にも文化的にも、南米の中心都市である。
 自然景観も息をのむ美しさで、リオデジャネイロ港は世界三大美港の一つといわれる。
 来月20日からは世界の首脳が集い、「国連持続可能な開発会議」(リオ+20)が開かれる。地球環境の保全のため、人類の英知を結集していく。さらに、2016年の夏季オリンピックの開催地であり、14年のサッカーワールドカップ・ブラジル大会の決勝の舞台にも決まっている。
 まさに“世界が熱いまなざしを注ぐ天地”である。
 リオの市議会は、2008年から5月3日「創価学会の日」「創価学会母の日」を、市の「SGIの日」と公式に制定している。
 「人間の内面を変革し、平和を創造するSGIの運動を、わが市議会は最大に支持します」と宣言し、「SGIの日」の制定を発議したのは、ロベルト・モンテイロ市会議員だ。
 モンテイロ市議は、SGIのメンバーと交流し、実際にSGIの平和・文化・教育の運動に参加するなかで、創価人間主義の哲学と行動に深い理解と共感を深めていった。
 2010年11月にはモンテイロ市議の発議により、池田大作SGI会長に「リオデジャネイロ市の鍵」が授与されている。
モンテイロ市議が登壇し、力強く訴えた。
 「5月3日は、戸田城聖創価学会第2代会長が先師・牧口常三朗・初代会長の遺志を継いで立ち上がり、池田大作SGI会長が世界平和への闘争を開始した『師弟原点の日』です。
 あわせて、平和と文化と教育を推進する原動力である“創価の母たち”を讃える記念日でもあります。
 池田会長とSGIの皆さまのわが市への貢献に心から感謝するとともに、『5月3日』をリオの公式な記念日として、毎年、祝賀してまいります!」
      (聖教新聞 2012-05-23)