わが友に贈る・寸鉄 他

2012年5月24日(木)更新:2
【わが友に贈る】
 人と比べるより 自分に勝つことだ!
 昨日よりも今日 今日よりも明日へ 成長の日々であれ!  (聖教新聞 2012-05-24、以下同)

寸鉄
●「SGI会長は青年の可能性を信じ、女性を勇気づけた」博士(インド)。全指導者(リーダー)が銘記を
●「偉大なる愛知」の広布原点の日。模範の実証・拡大で地域に希望の光を
●私は怒濤に揺るがぬ巌だ―哲人(ソクラテス)。人生の栄光を開く力は不撓不屈の信心に
●「敵(かたき)をしらねば・敵にたぼらかされ候」御書。教学の利剣を磨き、正義を叫べ
●欧州配備の戦術核削減へ検討開始。“核は絶対悪” 恩師の理念を世界潮流に

【先駆勝利月間 希望の対話を友へ 6・30 結成55周年 学生部】
●1957年(昭和32年)。ただ世界の平和と民衆の幸福を願い、社会に打って出た創価学会に、権力の魔性が牙をむいた。
 信教の自由を守り抜いた「夕張炭労事件」と、事実無根の冤罪を晴らした「大阪事件」である。
 6月30日。人権闘争の最前線に立ち、北海道で戦っていた若き池田名誉会長は、学生部の結成大会に祝電を贈った。「新しき世紀を担う秀才」に、師匠のもとに勇んで巣立ちゆけと期待した。
 後に名誉会長は綴った。「虐げられた民衆を救えるのは、戦う知性の学生部しかない」

【新・人間革命 人材城 三十八】
●彼は、すべての子どもに愛情を注いだが、貧しい子ども、悩める子どもには、特に心を砕いた。また、権力に迎合し、身の安泰を得るような生き方を嫌った。
●牧口は、自ら児童の家を家庭訪問し、「学校なんか、行かないで働け!」という親を、説得して歩かねばならなかった。
 この大正小で、ある時、地元の有力者が、自分の子どもを特別扱いするように、校長の牧口に頼みに来た。断ると、その有力者は、東京市政を牛耳る大物政治家に、牧口の排斥を要請する。
 牧口には、“教育にかかわりのない者が権力にものをいわせて教育に口を出すべきではない”という、一貫した強い信念があった。大物政治家は、前々から、それが面白くなかったようだ。そこで、地元有力者の意向を聞き入れ、牧口を左遷する。
 権力におもねらず、信念を貫こうとすれば、迫害という嵐が競い起こる。それに負けぬ強さをもつことこそ、改革者の条件である。

【若き君へ 新時代の主役に語る 第4回 新社会人に贈る(下)じっとこらえて今に見ろ!】
●「あなたは短気であるから、火の燃えるようなところがある。必ず人に足をすくわれるであろう」(御書1169ページ、通解) 「あなたは確かに怒りっぽい相が、顔にあらわれている。どんなに大事と思っても、短気な者を諸天は守らないということを知りなさい」(同1171ページ、通解)
 厳しくも、温かい御指導です。大聖人からのお手紙を読んで、金吾が冷や汗をかいていた様子が、目に浮かぶようです。
●「世間が過ごしにくいというようなことを嘆いて、人に聞かせてはならない。もし、そのようなことをするならば、賢人から外れたことになります」(同1173ページ、通解)
 「グチをこぼすな!」といましめられているのです。
●「主君のためにも、仏法のためにも、世間に対する心がけについても、非常に立派だと、鎌倉の人々の口々にいわれるようになりなさい」(同ページ、通解) 職場で、広布の舞台で、社会で、全てに勝利しゆけ!皆から讃えられるような実証を示すのだ!との御本仏の励ましです。
●「心にふかき・えうじん(用心)あるへし」(同1176ページ)等と、繰り返し繰り返し「油断大敵」ということを強調されています。師匠とは、弟子を勝たせるために、あえて厳しく叱咤してくださるのです。
 優れた勇気や才能とともに、多くの欠点も持っていた、人間味あふれる金吾が、何ゆえに仕事で勝利できたのか。
 それは、信心根本に師匠の指導通り真っすぐ実践したからです。
●私には三つの宝があります。
 一つは、この偉大なる「妙法」です。また「師弟」すなわち師匠である戸田先生と、愛弟子である君たちです。そして「誠実」です。
 どこまでも「誠実一路」で行こう!朗らかに堂々と勝とう!仕事で。人生で。
 みんな、私の弟子なのだから。
 最後は必ず勝てる!

【師弟の大道を歩む 新しい力で時代を開け!(34) わが地域を平和と幸福の楽土に 御聖訓「教主釈尊の出世の本懐は人の振舞」近隣友好は誠実な行動から】
棚野 安斎氏は、こう見ておられました。  学会のリーダーは、自身が苦労を重ね、それを信仰で乗り越えた体験があるから、いかなる批判や攻撃にも負けなかった。苦しんでいる人を救いたいという強い気持ちがあった。この「確信と慈悲」が学会の拡大の力である――と。
杉本 また、こう語っておられたこともあります。  「日蓮大聖人の御書の中には、地方に住んでいる無名の庶民の一婦人に対して、本当にこまやかな慈愛を込めて励まされているお手紙がたくさんあります。 そこからは、教義うんぬんを超えた人間としての心の深さ、豊かさが、ひしひしと伝わってきます。そういう人間性の昇華の姿を、私は多くの学会員のなかにも見いだしてきました。沖縄の宗教の現状を調査した時、案内してくださった学会員の壮年のやさしい思いやりや友好的な態度、誠実な行動が、今でも印象に残っております」と。

【病に負けない生き方伝えたい リウマチと闘いながら障がい者福祉に献身】
●「信心は誰のためにやるのでもないのよ。真剣に取り組んだ分だけ、自分の境涯が広がっていくんだから」

【37年の教員人生に感謝 生徒一人一人が教えてくれた 創大1期生の誇り胸に ―特別支援学級を担当して30年―】
●「全員がちゃんと書くこと自体、大変なことなのに。その心が本当にうれしくて。諦めない心、挑戦すれば変われるということ……振り返れば、全部生徒たちに教わりました。本当に、感謝、感謝です」

【犯罪から子どもを守る 「イヤ!」「行きません!」きっぱり、強く言える子に】
●防犯標語「いかのおすし」
・知らない人について〈いか〉ない
・他人の車に〈の〉らない
・〈お〉おごえを出す
・〈す〉ぐ逃げる
・何かあったら すぐ〈し〉らせる
●いつも元気な子が、元気でなかったら、一言掛けたり、いつも散歩しているおじいさんがいなかったり、新聞がポストにたまっている人がいたら気に掛けたり。そうした温かい見守りにあふれた社会をつくることが、結局は子どもの安全につながるのです。
●1.きっぱりと断る 2.しっかりと行動する
 この二つは、子どもに教えておきたいものです。
●「はちみつじまん」
 用事もないのに、しつこく「は」なしかけ、「ち」かづき、「み」つめ、「つ」いてきたり、「じ」っと「ま」っていたりする。そういう人には「ん?」と注意しよう――。