わが友に贈る・寸鉄 他

2012年5月26日(土)更新:8
【わが友に贈る】
 各地で活躍光る ヤング壮年部の友。
 社会で輝く実証を!
 地域に深き信頼を! 信心の王者たれ! (聖教新聞 2012-05-26、以下同)

寸鉄
SGI会長の励ましは青年の内なる善の力を開花―総長(ボリビア) 正義の連帯築く創価城。  
●きょう「広島県女性の日」 平和の魂広げる王女よ! 勇気の対話で幸の世紀を
●人は発する声の如く成る―内村鑑三。生き生きと語れ! そこに人生の充実
●中継支えるサテライトG(グループ)の皆様に感謝! 仏の会座守る使命大。福徳は厳然
●働く女性の7割が「心の乾き」を実感と。生命を潤す人間交流を今こそ!

【人材光る山形 原田会長が出席 誓願の大会】
●誰が見ていなくとも、人に尽くす陰徳は必ず陽報となる

SGI会長の平和提言に寄せて 京都外国語大学 石栗 勉教授】
●「核兵器のない世界」の建設に向けた的確な提案に賛同

【東北福光新聞】
●ある日。近くの座談会に誘われた。
 正直、心の壁を感じた。
腫れ物に触るような対応をされるのが恐かった。
 意を決して会場へ赴いた。迎えてくれたのは同志たちの温かな笑顔だった。
 「来てくれて良かった!みんな、渡辺さんたちとお会いできるのを楽しみにしていたんですよ!」
 始めて会う人ばかりなのに、どこか懐かしい。避難の苦労話にも、単なる同情ではなく、少しでも同苦しようと耳を傾けてくれる。
 もしかしたら、身構えていたのは、自分たちの方だったのかもしれない。
 「どこに行っても、学会は学会なんだ……」
 涙が止まらなかった。


【きょうの発心 不退の信心で宿命に打ち勝つ】
御書  我並びに我が弟子・諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし(開目抄、234ページ・編464ページ)
通解  私と私の弟子は、多くの難があろうとも、疑う心を起こさなければ、自然に仏界に至るであろう。  
●いかなる難があっても、疑うことなく信心を貫けば、必ず成仏の境涯を得られると仰せです。
●“疑うことなく、師匠のため、広宣流布のために戦える自分になろう”
●昨年6月に池田先生から頂いた「一番大変な福島にあって、白河の皆様方が勝ち進まれることこそ、日本中、いな全世界を目覚めさせる何よりの大折伏です」との呼びかけに全力でお応えし、師弟の誓いを果たし、勝利してまいります。

【社説 クールビズ 賢明に健康生活を】
●注意しなければならないのは、気温の変化。日中は暑くても、夕方、急に気温が下がることもある。外出時、薄手の上着を持参したり、職場に置くなどしたりして、上手に対応しよう。
 また、梅雨明けぐらいまでは体が暑さに慣れていないため、熱中症になりやすい。特に高齢者や乳幼児の場合、また体調不良や睡眠不足の時は、節電よりも健康管理を優先。室温が上がり過ぎないようにし、こまめな水分・塩分の補給で予防することが大事だ。脱水症状が進むと、助けを呼べなくなってしまうこともあるので、一人暮らしの人は要注意だ。6月には多くの地域で梅雨を迎える。一層の体調管理を心掛けたい。

【One World with Sensei ―世界の機関紙・誌から― 愛するドレスデンよ平和と自由の三色旗舞え アメリSGI ブリジット・テンペルさん 地獄の脱出行から53年 喜びの帰郷 アメリカ「WORLD TRIBUNE」紙から】
●「戦争ほど、残酷なものはない」
●私は、第2次世界大戦中のドイツに生まれ、戦争の悲惨さをじかに体験しました。
共産主義の地獄の中、絶え間ない秘密警察への不安のもとで、旧東ドイツドレスデンに住みました。
●地獄の脱出行でした。フルダ川を泳ぎ、多くの人が撃たれた“死の地帯”と呼ばれる土地に張り巡らされる高圧電線の下を這いつくばって逃げました。地中には地雷が埋まっています。膝と、足を撃たれました。けれども、幸運にも、西へ脱出できたのです。
●私は脱出者リストに載っている身。東ドイツに足を踏み入れたら逮捕されるのでは、という恐怖がありました。でも、母に会いたいという思いの方が強かったのです。
●「題目によって、宇宙のリズムと調和した人生になっていく」と激励され、多くの点で、その通りの実証を体験してきました。
 でも、ここ数年、まだ何かが足りないという思いが募るのでした。
●私は、鉄のカーテンの向こうに生きる人々の幸せを祈り続けました。
●昨年のことです。10月にドレスデンに帰ることにし、ドイツ文化会館に電話をしてみました。
 何というタイミングでしょう、電話の相手は、「あなたが10月に来られるというのは、決して偶然ではありません。池田会長が『30年後には、きっとこのベルリンの壁は取り払われているだろう』と宣言されてから、まさに50周年なのですから。あなたも、ベルリンに来てください」と言って、その記念の会合に、私と妹が出席できるようにしてくれたのです。
●旧ソビエト圏も含むヨーロッパ中からのメンバーの力強い唱題の声。信じられない光景でした。
●会場の入り口に掲げられたSGIの大きな文字を見た時の喜びは、言葉にできません。
●今回、私がドレスデンに帰らなければと思ったのは、私の業、つまり自分の人生に付きまとってきた苦しみの原因を見つめ、それから自由になりたかったからです。
 ドレスデンは、戦火の灰の中から、以前にもまして美しくよみがえっていました。
●そして、あの秘密警察に逮捕されかけたレストランにも。
 勇気がいりました。本当は行きたくなかったのです。でも、仏法者として、どんな苦しい状況にも挑戦することを学んできたのです。
 あえてそこの食卓で時を過ごしました。心に平和をつくり、苦痛の全てを取り除くには、そうすることが必要だったのです。どんなにドレスデンを愛していても、心の中に、ふと、あの何とも言い表し難い、古い感情が忍び込んでくるのでした。
 そして、自分の過去に向き合った今は、苦痛なく過去を振り返ることができます。力満ちた思いで、自由に、素晴らしい未来へと向かえます。「宇宙のリズムと調和」している自分を確信できます。私の人生は、完全に転換したのです。

【ターニングポイント ひとたび決めた使命の庭 越前漆器の蒔絵師 「何があっても一歩も退かない」】
●「本当の家族のような雰囲気で、“こんな世界があるのか”と感動しました。僕はずっと孤独だったから、皆さんの温かさが心に染みてきて……」
●『今いる場所で勝て!』

【スタートライン 「しがらみ」を科学する】
●第1章 全体に目を向ければ一瞬で解ける
●全体を見ればすぐに分かる現象が、一つのことにとらわれると、その本質に目がいかなくなってしまう
●第2章 社会は自分たちで作るもの
●社会とは、外から私たちを襲う“化け物”ではなく、「私たち自身が作り上げているもの」
●白人労働者は黒人を「労働者の敵」だと偏見をもっていました。そのせいで、黒人労働者は労働組合への参加を拒否されます。そこで黒人は生きるため、労働組合ストライキを起こした際に経営者が募る仕事をするしかなくなってしまいます。
 それによって、「黒人は労働者の敵」という白人の思い込みが現実になってしまうんです。
 「社会」というのは、そこで生きる人にとって、ある仕方で行動せざるをえないようにしているものです。
 この場合、黒人は、たとえ望んでいなくとも、白人が嫌がる仕事をするしかありません。それがつまり、人間にとっての「社会」の意味なんです。
 そしてこれが「しがらみ」の正体ともいえます。
●第3章 誰も望まない現象が生まれる理由
●社会の中では皆が好き勝手に行動できるわけでなく、あるやり方で行動しないとうまくいかないようになっている
●終わりに 自分たちが望む行動を起こしてみる
●要は、社会とは、私たちの「こころ」が作り出す「しがらみ」ということです。
 だから、皆が本当に望んでいることと、食い違う状態を招くことだってあります。
 もしも、「しがらみ」を気にして、自分たちが望む行動を取れないと感じている人がいるのであれば、一度、「自分たちが望む行動」を起こしてみることです。
 その時、一人で行うのでなく、なるべく多くの仲間と行動を起こすとよいでしょう。そうすれば、怖さも減るはずです。それによって、実は誰も望んでいない「しがらみ」を見破ることになるはずですから。