池田会長の理念に基づく台湾SGIの社会貢献に深謝―総統

2012年6月6日(水)更新:1
池田博正SGI副会長ら代表団 台湾・馬英九総統と会見】
 台湾を訪問中の池田博正SGI(創価学会インタナショナル)副会長らSGI代表団が4日午前10時(日本時間同11時)、台北市の総統府に馬英九総統を表敬訪問した。第2期の総統就任を祝うとともに、東日本大震災への救援に謝意を表するもの。台北市長時代を含め3度目となる両氏の会見は、約35分間にわたって和やかに行われた。馬総統は(1)台湾SGIの文化・教育運動による社会福祉の増進に感謝している(2)民間レベルの交流を通し、台湾と日本の“絆”を一層強めたい等と語った。
 会見で、馬総統は語気を強めて語った。
 「台湾SGIの社会貢献を支えるのは池田会長の卓越した理念です。あらためて、深い感謝の念をお伝えください」
 馬総統は、これまで台湾SGIの展示や「地域友好文化祭」等にたびたび出席し、その「平和」「文化」「教育」の活動を高く評価してきた。
 信念の共鳴と惜しみない賞讃――台北市長時代(1998年〜2006年)には、文化交流への貢献を讃えた感謝状(01年)、外国人第1号の名誉市民称号(03年)をSGI会長に授与している。
 環境政策に力を注いできた馬総統は、総統就任後も昨年、SGIの環境展示「希望の種子――持続可能性のビジョンと変革へのステップ」(地球憲章インタナショナルとの共同企画・制作)の見学へ。
 「池田先生は、全世界に人道主義の理念を宣揚してこられた崇高な方です」と述べ、「地域の人々の心をつなぎ、環境保護と文化の推進・拡大をリードしておられることは、尊敬に値するものです」と、親愛の情を表している。
 会見では馬総統が、台湾SGIが「社会優良団体賞」を16回、「社会教育功労団体賞」を8回、「優良宗教団体賞」を9回受賞していることに言及。
 「社会福祉、文化と教育の興隆、良質な宗教活動など、あらゆる面で台湾SGIの皆さんが尽力してくださり、感心しております」と語った。
      (聖教新聞 2012-06-06)