池田会長は精神世界の巨匠 両国の交流に多大な貢献

2012年6月21日(木)更新:1
池田大作SGI会長にアルメニア文化省金メダル 同省の最高栄誉 文化大臣、副大臣が授与式に出席】
 アルメニア共和国と日本の外交関係樹立20周年を慶祝し、同共和国文化省から15日(現地時間)、池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長に、同省最高の栄誉である「金メダル」が授与された。
 授与式は首都エレバンの「アルメニア芸術家同盟ギャラリー」で開催された「自然との対話――池田大作写真展」の開幕式で行われ、来賓として出席したアスミク・ポゴシャン文化大臣から、SGI代表団の吉郷副会長に金メダルと証書が託された。
 アレフ・サミュエリアン文化副大臣が写真展への祝辞と「授与の辞」を高らかに読み上げる。
 「文化省として、今回の写真展の開催を大変、うれしく思います。何千キロも離れた日本から、池田大作SGI会長の『生きた声』を、このような形でアルメニアに届けることができました」
 来賓など150人の出席者が見守る「アルメニア芸術家同盟ギャラリー」に、ひときわ盛大な拍手が響き渡った。
 副大臣は凜とした声で続けた。
 「池田SGI会長は偉大な哲学者であり、また、作家、詩人、教育・文化・社会活動家として、世界的に活躍されています。アルメニアと日本の外交関係樹立20周年の佳節を記念して、精神世界の豊かな巨匠をアルメニアに迎え、『人類の遺産』ともいうべき写真展を開催できたことは、最高の栄誉です」「アルメニアと日本の文化交流への多大な貢献を讃えて、池田大作SGI会長に『アルメニア共和国文化省金メダル』を授与いたします」
 ここで、ポゴシャン文化大臣から金メダルが託されると、場内は割れんばかりの拍手が鳴り響いた。
 同省の金メダルは世界的な文化・教育活動を展開する人物に対して贈られる同省最高の栄誉。アルメニア政府が認可した法令に基づいて、文化大臣から手渡される。
 この授与式を感慨深く見守っていたのが、「自然との対話」写真展の主催者で「アルメニア芸術家同盟」のアガミャン総裁と「エレバン国立芸術アカデミー」のイサベキャン総長である。
 2人は2010年4月に創価大学で行われた入学式の席上、創大創立者の池田SGI会長に、それぞれ、名誉会員証、名誉博士号を授与。SGI会長との出会いや関西創価学園生との交流を生涯の宝として心に刻んだ。
 アルメニアに帰国後は折あるごとに各界の識者や政治家、テレビや新聞等でSGI会長の業績や人柄を語り、写真展の開催にも尽力してきた。それだけに文化省からの金メダルの授与は二重の喜びとなった。
 アガミャン総裁は力強く語る。「池田会長という偉大な芸術家、哲学者が日本にいらっしゃる事実を、日本人は、もっと誇りに思うべきでしょう」
 現在、アルメニアで開催中の「自然との対話」写真展には、連日、多くの人が鑑賞に訪れている。また、7月に民音の招聘で来日し、全国16都市で公演する「アルメニア・リトル・シンガーズ」への期待も高まっている。
 池田SGI会長によってともされた、文化と芸術の光は今、アルメニア国内を大きく照らし、両国の心と心を一つに結びゆく。
 この日、授与式に参加していたエレバン国立大学のグリゴリャン副総長は、感激の面持ちで次のように語った。
 「大変に感銘を受けました。写真の素晴らしさはもちろんですが、さまざまなテーマで撮影された世界の写真を通して、池田会長の精神世界に触れることができたと感じます。池田会長の卓越した文化・芸術活動に敬意を表します」
      (聖教新聞 2012-06-21)