わが友に贈る・寸鉄 他

2012年6月23日(土)更新:4
【わが友に贈る】
 信頼の要たる支部長 支部婦人部長の皆様。
 強き不屈の一念ありて 広布の未来は開く!
 健康・勝利・幸福を祈る! (聖教新聞 2012-06-23、以下同)

寸鉄
●SGIは人間疎外の世に希望の価値を拡大―博士(アメリカ)“人間信頼”の哲理こそ
●きょう「沖縄慰霊の日」平和こそ人類共通の悲願生命尊厳の潮流を強めよ
●一人の女子部は十人、百人の力に匹敵する―恩師 社会を変える華陽の連帯(スクラム
●「鉄は炎打てば剣となる」御書。艱難は成長の飛躍台。青年時代の鍛えは宝
●子供の電話相談(チャイルドライン)「人間関係の悩み」が最多。独りにさせるな。慈愛で守れ

タイ王国プーミポン国王に創価大学名誉経済学博士号】
●「プーミポン国王は『ほほ笑みの国』タイ王国の民衆の大指導者として、国民の幸福と国家の発展のため、寧日なく挺身してこられました」
 「崇高な精神と尊き献身の姿をもって、貴国のみならず世界の繁栄のために今日まで果たしてこられた、国王の輝かしき業績に対して、ここに最大の尊敬の念をもって創価大学『名誉経済学博士号』を授与いたします」

創価大学訪問団 タイの2大学を表敬】
●「大学は社会に奉仕する人材を育成するためにある」との精神を共有し、今後も創大と交流を深めていきたい

創価大学 フルコンタクト 空手道部 丈夫会 全日本学生選手権で堂々の準優勝】
●「チーム一丸となって、一段と練習を重ね、団体戦“日本一”を目指します!」

【東北福光新聞 「無数の苦しみも悲しみも幸せの材料になれ!」と、キルト作りに願いを込め。】
●「まだちょっとあるねぇ。一喜一憂しても仕方ないけど、どうしても見ちゃうね」。新聞を読んでいると、福島近海の魚に含まれる放射線量を報じた欄に目が行ってしまう。
●「被災した人たちは、無数の苦しみや悲しみを組み合わせながら、この世で一つだけの自分の人生を、どのようにつくっていくのだろう。そのために少しでも力になりたい。それが私の広宣流布だ」
 キルトを見つめていると大川さんの心に「生きよう、生きよう」という気力が湧いてくる。

【明日を祈る いち早く救援の手が届き、「学会って、すごいな」と】
●「3月13日だったでしょうか。石巻でも、ずっと内陸のほうは津波が来ていないので、そこに届いた聖教新聞を1部だけ、夫が頂いてきたんです。見ると、池田先生の励ましのご伝言や各地の救援活動の模様が報じられていました。それで東北文化会館に石巻の状況を伝えなければと思って、14日の夜、ロウソクの明かりを頼りに、知りうる限りのことを書きました。それを15日の午前3時ごろ、内陸の聖教新聞の置き場に来たトラックの運転手に託したんです」
 「そうしたら、15日のうちに、食料や寝具やカセットコンロなどを満載した2トントラックが、避難所になっていた石巻文化会館と石巻平和会館に来たんです。『学会ってすごいな』って、心強かったですよ。だって、震災から1週間、行政からは何の支援もありませんでしたから」
●「食べる物や寝る場所は何とか確保できました。でも『希望』がなかったんです。たった1日で、家族も亡くした、家も失った。絶望で真っ暗でした。この状況下では、聖教新聞が『希望』だったんです。先生のご伝言を読んで『私たちに今、必要なのは、これだ!』と思いました」
●「その人その人で悩んでいることは違うんです。悩みの内容も、時間とともに変わっていきます。だから、その人の悩みに思いを寄せながら、一体一の対話をしていくしかないんです。『どうせ誰にも分かってもらえない』という人をつくりたくないんです」
 「皆に幸せになってもらいたいと、広宣流布のために仮設住宅で懸命に、頑張っている人たちがいます。その力強い姿に、私のほうが励まされます。最後の一人が立ち上がる日まで、手を携えて進んでいきます。一人ももれなく『信心していて本当によかった』と、胸を張って言い切れる石巻家族を必ずつくります」

【新・人間革命 厚田 八】
●「新しい事業が開始されるということは、そこで働く君たちの一念が、奮闘が、仕事ぶりが、未来の規範となり、伝統となっていく。今のみんなの苦労、努力こそ一切の根本であり、基盤となります。頼むよ」
●“先生! 先生の故郷に、三世にわたる師弟旅を象徴する墓地公園が、遂に完成いたしました。先生のお名前を冠した墓地公園でございます。これで、先生のお心を悩ませ、多くの同志を苦しませてきた墓地問題も、根本的な解決への道を開くことができます。
 伸一は、常に、常に、先生のお心をわが心とし、悩める同志を守り、この世から不幸と悲惨をなくすために、生涯、師弟不二の大道を歩み通してまいります。どうか、この厚田の天地より、私ども弟子たちの戦いを、ご覧ください!”
 伸一の目には、微笑み、頷く戸田の顔が見えた。同志のため、広宣流布のため、全力で走り抜いた時、己心の師には、いつも満面の笑みが広がっている。

【みんなの広場 梅雨を元気に乗り切る】
●朝夕の朗々とした勤行・唱題は、毎日をはつらつと生きる私の元気の源です。

【社説 きょう、沖縄慰霊の日  平和は他者を大切にする心から】
●名誉会長は「平和は遠くにあるのではない。一人の人を大切にすることだ。お母さんを泣かせないことだ」と語った。

【One World with Sensei  −世界の機関紙・誌から−  「心の財第一なり」を実感  世界的銀行の統括マネージャー  マレーシア創価学会  ウィリアム・チャオさん  福運積めば幸せはやってくる  マレーシア「COSMIC」誌から】
●“何とか貧乏から抜け出して、母を楽にしてあげたい”という思いでいっぱいでした。
●今、思い返すと、“何とか裕福にしてください”という、おすがり信仰だったと思います。
●貧乏から解放されたのに、心はいつも満たされず、むなしさを感じていたのです。
●ただ、お金のために働いて、互いの尊敬や、家族のぬくもりもなく、冷たさが横たわっていたのです。
●“あれだけ夢見た豊かさが手に入ったのに、なぜ幸せになれないのだろう……”。
●数年ぶりにSGM(※マレーシア創価学会)の座談会に出席しました。ショックでした。
 “すさんだ自分の世界と180度違う。学会は、こんな純粋で清らかな世界だったのか。お金と幸せは関係がないんだ”
●「蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり」(御書1173ページ)の御文を、自身の体験で実感することができました。大事なのは福運だと、学会活動に取り組み始めました。
●父のレストランは、私の名義になっていました。
●総額40万リンギット(当時の日本円で約1000万円、物価換算では数倍以上)の負債は、私が全て負うことになったのです。
●しかも、父は信心に猛反対でした。しかし、それでも不思議と動揺はありませんでした。唱題する中で、“経済的に負けても、信心が負けなければ大丈夫だ”との、確信が深まったのです。
●ある時、先生は勤行・唱題について次のように言われました。
 「宇宙と一体となる儀式なのである。全部が道理にかなっている。『仏法と申すは道理なり』(同1169ページ)と大聖人は仰せである。だから絶対に間違いはない。何ひとつ、ムダはない。最高の人生を送っていける」
●男子部のメンバーを激励していきました。本人の悩みを聞き、自身の体験を語る中で、人間関係への不安も、いつしか乗り越えていました。
●“必ず周囲の人たちを幸せにしていきます”と誓いました。
●周囲の環境に流されるままに、仕事を転々としていました。
 しかし、“このままではいけない。お金に翻弄されてきたからこそ、自分はお金に堅実な金融機関で働く使命があるのではないか”と思ったのです。
●いざ採用試験に臨むと、面接官は私を気に入ってくれ、私の負債も理解した上で、採用してくれたのです。
 本当に驚きました。祈りは必ずかなうことを実感しました。
●09年、私の負債は、13年間かけて完済することができました。
●一家団らんの幸せを満喫しています。父は入会はしていませんが、良き理解者として、母の活動をバックアップしてくれます。
 職場でも、私の変わった姿を見て、多くの同僚やスタッフが入会しました。
●池田先生への感謝は、日増しに大きくなっています。
●マレーシア中の人たちに尽くしていけるよう、さらに全力で走り抜いていきます。

【ターニングポイント  幸せは立ち向かう強さに  シンガー・ソングライター  漆戸 啓さん】
●「仕事がない→歌はつくらなくていい」――認めたくない方程式。どうしようもなかった。何も考えたくなかった。現実から逃げるように遊びに明け暮れた。
●芸術部、学会の同志が心配して来てくれる。このままじゃいけないのは、分かっているけれど、踏み出せなかった。それでも、何度も何度も声をかけてくれた。
 「いつまでフラフラしてるの?こんな時だから祈り抜いて、乗り越えていくんじゃないの!?」
●悶々とした気持ちのまま、御本尊に向かった。心の中の叫びが聞こえた。
 “今の自分って、何だ?何がしたい?こんな自分でも変われる!?”
♪〈幸せってきっと  悲しみに立ち向かう強さに降り注ぐと信じていたいから〉  (「未来の空気」)
●信心と向き合うと、嫌な自分が見えてきた。「でも、それだけで終わらない。そこから変えたい、打破したい!」と思えるようになれた。
 祈る中で気付いたことがある。“これだ”と語れるものが、今の自分にはなかった。“何か一つでいい。確信をつかみたい”
 これまで積極的でなかった学会活動にも、納得がいくまで取り組もうと決めた。
●何のために、曲を作るのか。何のために歌うのか。その意味を見つけたかった。それが強い祈りになる。
●銃を片手に立つ警察官、物乞いをする子ども…日本の日常とは違う光景に言葉が出てこない。
●「不思議なんです。漆戸さんの歌を皆で、練習していく中で、いじめがなくなっていったんですよ」――ある学校の校長から寄せられた感謝の声に、見えなかった色や景色が、もう一度、輝きを放ち始めた。
●ずっと探してきた答えが一つ、見つかった。
 「僕らの音楽でも、何かを変えることができる。自分で自分を信じて、祈っていけばいくほど伝えるべき歌が増えた気がします。だから、これからも目の前の人の心に寄り添えるような作品を残していきたい」。そう語る漆戸の胸には、人生の師の指針が深く刻まれている。
 〈常に自分に勝ちゆく人が  最高の芸術である〉
※本文中の歌詞は漆戸啓作詞  (JUSRAC  出1208030-201)

【スタートライン ものまね芸人コロッケさん 説明なしで笑ってもらいたい。誰かに喜んでもらえるなら一生、全力でふざけます。】
●洋服を買いに行って、「これいいですよ」って押しの強い店員さんいるじゃないですか。自分ならもう二度と行かない(笑い)。
●ものまねをすると周りから「うまいね」「すごいね」と言ってもらえる分、自分がすごいんだと勘違いしやすいんです。だから、後輩芸人たちにも「勘違いしちゃだめだよ」ってよく言います。
●母が教えてくれた「あおいくま」という言葉があります。焦るな、怒るな、いばるな、腐るな、負けるな、の頭5文字。これが自分の基本ベースにあります。ただ、ずっと“人に対して”だと思っていたんです。それが、「ものまね王座決定戦」で初めて優勝した時に、“自分に対して”だということに気付きました。「人に負けるな」だとその人のことを憎たらしく思わないといけない。だけど、それが「自分に負けるな」だったら相手を憎まなくてもいい。もちろん自分の中で閉じ込めなきゃいけないことが出てくるかもしれませんが、人の振る舞いを、あーだこーだと思うよりは気が楽です。
●愚痴を言わないで自分が我慢すれば成立することって多いと思う。時には、愚痴も言いたくなるけど、それを笑いに変えるくらいの度量を持っていたいですね。