わが友に贈る・寸鉄 他

2012年6月24日(日)更新:5
【わが友に贈る】
 一歩一歩 地域を歩くことから 広宣流布は進む!
 一人と会い、語り 大誠実で信頼を広げよ。 (聖教新聞 2012-06-24、以下同)

寸鉄
創価の人材が社会の未来を明るく輝かせる―総裁(ブラジル) 青年力こそ時代の旭光だ
●東京「世田谷女性の日」 聡明な婦女一体の行進! 東京革命の先頭を颯爽と
●苦難を乗り越えた人こそ不幸な人の味方になれる―恩師。人間勝利の連帯
●復興の大動脈・東北新幹線が開業30周年。我らは励ましの絆(ネットワーク)で共に未来へ
●信頼するは家族、信頼できぬは政府―中高年調査 民は賢(けん)。政治家よ襟正せ

【広布の地盤をさらに強く 原田会長と共に 埼玉 熊谷県が記念大会】
●「断じて師匠に応えようという一念を定め、目の前の一人と誠実に対話し、信頼を勝ち取っていこう」

【常楽我浄の勝利者に オランダ多宝会が晴れやかに集い】
生老病死の苦悩を信心で乗り越え、常楽我浄の人生の勝利者

【世界の知性は語る モンゴルに薫る風 SGI会長の著作を読んで(4)平和を守る“真実の心の言葉” 作家 モンゴル国文化功労者」 L・ダシニャム 人生に立ち向かう勇気を贈る】
●私は今日のモンゴルと日本の交流、特に市民どうしの友好について思いを巡らせ、心温まるものを感じた。
池田氏の詩歌は、草原に咲く花のようだ。母の清らかな心の贈り物のようにも思われた。真実の心の言葉は、語られるだけで、あたかも詩のようにも聞こえる。池田氏自身も、そのことに気付いていよう。
 偉大な人生は、おそらく語り尽くせない。日本人らしからぬ、氏の長編詩にふれ、「この人と語り合うことは限りなくある」と感じた。
●太陽は昇る。言葉少なに、全てを内に包みながら、一切を創る王のごとく。
●詩歌が包み込む“世界”は、何ものにも比べられない。仕事、人間、運命など多くのことがらが、たった一つの言葉に含まれることもある。
●氏のもう一つの特徴は、偉大なるもの、世界と人間、それら全てを「抱きしめよう」と努力する人ということである。
●氏は、大きな問題の陰に隠れている小さな問題を見逃さないのだ。また、小事の中に大事を含めて論じている。氏にとって最も重要なことは、人類の営みと運命、世界の存続、平和で安寧な人生である。
●「聖鐘(せいしょう) 鳴り響きけり 自由と平和と尊厳の―― 時は来ぬ 生命に目覚めるときは来ぬ 聖麗(せいれい)の富士の山より 永遠の平和の鐘とともに」と観ずる(「富士に祈る」)。
●「刹那は悠遠(ゆうえん)をいだく 自我と宇宙の交叉(こうさ)の活動(はたらき)―― それぞれが 円融の大音声の曲に合わせ」ていることを悟り(「宇宙」)、
 「驟雨(しゅうう)過ぎて 春風そよぐ 海棠(かいどう)の花 睡(ねむ)りより覚め 一ひら舞う」のを見て(「春風」)、
 この良き安穏の日々を、「一握の 上層権力の貪婪(どんらん)の餌食としては 断じてならない」と危惧し(「文化と大地」)、
 「われらの指標は何か それは広宣流布 これには幾重の障害を 越えねばならぬ この執念と 転教(てんきょう)の遠征が われらの生涯の旅路だ」と記している(「青年の譜」)
 氏は、ツェデブ博士とのみならず、多くのモンゴル人と会い、意見を交わした。モンゴルの素晴らしさを知って心を寄せ、モンゴルの人たちと永遠の友人たらんことを望む。
 私たちはだれもが、氏が「若き友へ贈る」に綴ったように、
 「日が昇る 月が静かに光る 君よ 決して 懊悩(おうのう)の自身に負けず 自己の城門を大きく開いて 別世界と交流したまえ」
 との言葉を、心に留めるべきである。
 池田氏と対話を重ねるたび、私たちは新たな世界を発見する。
 氏と出会った人は、だれもが偉人の姿、特に池田氏の姿、また自分自身の姿、全人類の姿を見いだし、友情の偉大さを感じることは間違いない。
 尊敬する池田大作氏へ!
 「貴殿の書物を読み、貴殿とお会いすることを待ち望むモンゴルの人々は、貴殿の長寿と、平和を守る偉大な活動の発展をお祈り申し上げる」との、心からの言葉を捧げたい。平和を尊ぶ貴殿の、モンゴル来訪を念じつつ――。

【池田名誉会長 桂冠詩人の世界】
●あす6月25日は「団地部の日」である。「愛する団地を人間共和の都に」との心で進む、“社会蘇生の原動力”たる友を讃えたい。
 池田名誉会長はつづった。“団地を船舶に譬えれば、皆さんは地域の繁栄を担い、人びとを幸福という人生の目的地へと運ぶ、船長、機関長という重要な使命をもった方々です”
 1996年3月、香港で集合住宅を目にした名誉会長。幾つもの人生が、縁あって一つになった“合衆国”の皆様に幸多かれと祈り、レンズを向けた。