わが友に贈る・寸鉄 他

2012年6月26日(火)更新:2
【わが友に贈る】
 わが地区から 人材の陣列を広げよ!
 育成の根本は 一緒に動くことだ。 共に信心の成長を! (聖教新聞 2012-06-25、以下同)

寸鉄
SGI会長の平和思想を受け継ぐ青年の力に期待―識者 師弟の光は未来へ世界へ
●人間共和の模範「団地部の日」。真心の挨拶・対話で希望の安全網(セーフティネット)を広げよ
●静岡が「正義の師子吼月間」を驀進。富士の如く。皆が仰ぎ見る人材城築け
●百回話せば百倍の功徳となり返ってくる―恩師。生き生きと体験を語れ。
●外出減り被災地高齢者の心身機能が低下―調査。政治は生命支える対策を

【今週のことば】
 わが男女学生部こそ 世界広布の希望の光だ。
 新時代の先頭に立って 快活に学び語れ!
 勇敢に戦い勝ちゆけ!

【名字の言】
●彼女は哲学に関心があり、“幸せってなんだろう”“どう生きるべきなんだろう”と自問し続けてきたという
 朗読に携わり、「明確な回答をいただいている」と感じた。「幸せ、不幸せも心の一念のあり方で変わる」ことを学び、「自分らしく精いっぱい生きていけばいいんだ、と思えるようになりました」と(「パンプキン」1月号)
 『新・人間革命』に描かれる庶民の蘇生劇。読む人にも聞く人にも、日々新たな劇が生まれている。「新聞小説の連載回数日本一」を更新し続ける、この民衆の大叙事詩とともに、一日を出発したい。

【心の福光へ――東北学生部のシンポジウムから テーマ 3・11「東日本大震災」以後の学問のあり方】
●“物の復興”とともに、忘れてはならないのが“心の復興”であります。 (韮沢東北長、以下も)
●被災者の“最後の一人”が、福光の春を謳歌できるその日まで、私たちは、何ものにも壊されない「励ましの絆」を一段と力強く、広げていく決意です。 
●震災以降、学問に携わる全ての人間が、「学問を探究する意味」「依って立つ価値観」の再考を余儀なくされました。 (中村東北学生部長、以下も)
●池田名誉会長と対談した歴史家のトインビー博士は、戦争や自然災害など大きな環境の変化となる挑戦(大きな危機)に対し、応戦すれば文明は興隆し、できなければ文明は衰退していくと言及。
 “時代を動かすのは、水底のゆるやかな動きである”と分析しました。
 これに対し、名誉会長は「今現在の事象のみに目を奪われるのではなく、究極において歴史をつくる『水底のゆるやかな動き』に耳をそばだてなければ未来は展望できない」と指摘しました。
 震災後、最も大変な状況にあった被災地から確実に起こっているであろう、この水底のゆるやかな動き、潮流をしっかりと捉える。そして、新時代創出の旗手である学生が、熱と力と英知によって、そうしたうねりを自らも起こしていくことが求められているのではないでしょうか。
●時には、挫折することもあるかもしれません。しかし、挫折しても、そこから新しい一歩を踏みだすことが大事なのです。その時には、師匠をもつことが支えになります。そして、友達の存在が大切になるでしょう。 (宮城教育大学 教育復興支援センター 阿部芳吉特任教授)

【師弟の大道を歩む 新しい力で時代を開け!(41) 先駆の学生部が結成55周年】
●棚野 1957年(昭和32年)、学生部結成の時に学会を取り巻いていた環境が、学生部の永遠の使命を物語っています。
西方 広布拡大に前進していた学会を弾圧する二つの事件――夕張炭労事件と大阪事件が起きました。  いずれも、庶民の幸福を願い、学会が連帯を広げていたことに対し、既成の権力が脅威を感じて学会を攻撃してきたものです。永遠に民衆の側に立ち、庶民を守る――これが学生部の揺るぎない使命です。
棚野 当時、青年部の室長だった池田先生が最前線で学会の同志を守ってくださいました。そのなか、東京での学生部結成大会に夕張から電報を打ち、祝福してくださったのです。
栗原 池田先生はかつて、語っておられました。  「学生部は学会の生命線であり、学生部が成功するならば創価学会は大きく広宣流布の軌道にのる……もしだめなら、学会のみならず、いじめられっぱなしの無名の民衆は永遠にしいたげられたままであろう。――いわば創価学会がその前途を、また民衆幸福の前途を学生部に託したんだ。だから、僕はなんとしても成功させたい、発展させたい、そう祈るような気持ちで電報を打ったんだ」
原田 庶民の汗と労苦で築かれた学会が、社会の第一線で活躍するリーダーを育成するために作ったのが学生部です。ゆえに「学会の生命線」なのです。
正木 当時、大学で学ぶのは、今よりも少ない”限られた人”でした。その一握りの人たちが社会の指導者層を担います。一方、世間では、いくら立派な大学を出て名誉ある地位についたとしても、庶民の心や苦労が分からず、自分の保身に走ったり、中には不正を行い社会に多大な迷惑を掛けたりする人もいます。
杉本 池田先生が「大学は大学に行けなかった人のためにある」と言われた通り、いつの世も庶民のために働く指導者が求められています。妙法をたもった青年が、庶民のために尽くすリーダーとして、あらゆる分野で活躍する。そうした人材になりゆく学生部の存在は、全同志の希望です。
●原田 「先駆」の使命を担う学生部員は、大切な精鋭です。同志の皆さんで大成長をしっかりと祈り、応援していきましょう。