わが友に贈る・寸鉄 他

2012年7月3日(火)更新:2
【わが友に贈る】
 聖教拡大の先頭に立つ 「新聞長」に最敬礼!
 全同志に心から感謝!
 言葉の力、活字の力で 社会に希望の大哲学を! (聖教新聞 2012-07-03、以下同)


寸鉄
●師弟共戦を誓う「7・3」 真正の弟子よ一人立て! 常勝の歴史を庶民の力で
●きょう東北の日。福光の同志の力強き歩みに喝采 世界が祈り見つめている
●強く正しき信仰は、必ず明朗な人生を開く―恩師 朝の勤行から日々勝利を
●睡眠不足で脳卒中の危険(リスク)増大―調査。生活リズム見直し快い休息を賢明に
●各地で再生可能エネルギーの発電開始。「循環型社会」へ政治は道筋示せ


【民衆の歌声 名誉会長と綴る共戦譜〈12〉 関東(上)永遠不滅の幸福の楽土を】
●「皆さん方が喜々として、安穏にして幸せな人生を送っていくことが私の最大の願いであり、責務なのです。その心を知っていただければ幸せです」


【新・人間革命 厚田 十六】
●それから、伊藤の顔を、じっと見つめた。
 「伊藤君。人生には、いろいろなことがある。また、創価学会のなかでも、さまざまなことがあるだろう。いやなこと、辛いこと、悲しいこともあるにちがいない。むしろ、人生は、その連続だろう。考えもしなかった大難だって起こるよ。仏道修行というのは、瞬間、瞬間、魔との戦いなんだよ。
 でも、何があっても紛動されることなく、信心から、学会から、絶対に離れてはいけないよ。学会から離れていけば、待っているのは、後悔だ。後になって、幾ら悔やんでも、悔やみ切れるものではない。仏法の世界は、厳しいものだ。だが、信心を全うし抜いていけば、最後は必ず勝つ。いろいろなことがあっても、幸福と言い切れる境涯になるよ。
 また、信心を貫き通していくには、信心の依処(えしょ)となる良い先輩が必要だ。幹部になればなるほど、指導を求める先輩がいなくなってしまい、行き詰まってしまいがちなんだ。実は、これが、怖いんだよ」


【7月度 座談会拝読御書 信心の団結が勝利の要諦「生死一大事血脈抄」に学ぶ 仲良き前進で崩れざる幸福を築く】
拝読御文 総じて日蓮が弟子檀那等・自他彼此の心なく水魚の思(おもい)を成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり、然も今日蓮が弘通する処の所詮是なり、若し然らば広宣流布の大願も叶うべき者か(御書1337ページ)

●「生死一大事」とは、生死の苦悩を解決し成仏を果たすための根本の大事となる法を意味します。さらに「血脈」とは、師匠から弟子に法門が伝えられていくことです。
●仏、法、私たち衆生の生命の三つに差別がないと信ずることです。つまり、自身の胸中に仏界が具わることを確信していく姿勢です。
●「自他彼此の心なく」とは、「自分は自分、人は人」といった分け隔てや対立の心なく、との意味です。そうした心を生み出すのは自己中心の生き方であり、法中心の師弟不二の精神で乗り越えていけるのです。
●「水魚の思を成して」とは、水と魚の関係のような「親密な思い」のことです。互いが互いを、かけがえのない、なくてはならない存在として、励まし合い、仲良く支え合っていくあり方です。
●異体同心とは、多彩な人材が互いの個性を認め合いながら、広布の目的観と師弟の誓いを共有して、仲良く触発し合って前進していくことと言えます。
 大聖人直結の和合僧である学会と共に広布へ行動していく中に、“成仏の血脈”が自身に流れ通うことを確信したいと思います。
●“異体同心の信心”が脈打つ和合僧においては、大聖人と師弟不二の実践が可能になります。そこには、もちろん「生死一大事の血脈」が流れ通い、一人一人が崩れざる幸福を築いていくことができます。

《名誉会長の指針から》
●異体同心の団結には、上も下もない。
 「同体」ではない。「異体」である。それぞれの個性、特質を大事にして、皆が「同じ心」で、平等に力を合わせていくのである。
 戸田先生は言われていた。
 「創価学会のこれまでの発展というものは、なんの団結によるものかといえば、信心の団結以外には何ものもない。」
 異体だが、同心とするものの団結である。
 心などというものは、縁に紛動されて、どうにでもなってしまう。それが同じ心になるというのは、よくよくのことだ。号令をかければ簡単にできるなどというものではないのです。」
 めまぐるしく動く、自分の小さな感情にとらわれていては、「異体同心」はできない。富士のごとく、どっしりと、何ものにも揺るがぬ自分自身の信念を堅持することだ。そしてまた、大海原のように境涯を広げながら、同志を包み、励ましていくことだ。
 戸田先生は、わかりやすく、こうも語っておられた。「君も苦労しているか、君も苦しいか――それでは、お互いに御本尊を拝もうではないか。これを異体同心というのです」

●仏の尊極の心に共鳴していくから、成長があり、前進があり、歓喜があり、勝利がある。
 また、世間的な仲間意識やつながりを、はるかに超えた、崩れることのない「人材の城」「幸福の城」「平和の城」ができあがるのです。


【信仰体験 「祈っては磨き、磨いては祈る。これが力を引き出すリズム」 刀剣研磨師として50年】
●「御書に『深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし』(384ページ)ってあるでしょ?仕事があろうがなかろうが、日々磨き続けようと決めてね」
●「不景気になれば当然、仕事は減る。でもそんな時こそ技と心を“見直す”チャンスでした。祈っては磨き、磨いては祈る。これが、自分の力を引き出すリズムになって」