公明党を応援することが、弱者を守ることにつながる―水谷氏

2012年7月5日(木)更新:4
【看過できぬ“増税先行”発言　公明が明確に歯止め―石井政調会長】
　公明党の石井啓一政務調査会長は4日午後、国会内で記者会見し、民主党を離党した小沢一郎元代表のグループが離党理由として「消費税先行」を挙げていることについて、「これは見過ごせない。公明党は（民主、自民、公明の）3党協議の中で『増税先行』にならないよう歯止めをかけてきた。協議の成果を学んでもらいたい」と厳しく指摘した。
　具体的には、今回の3党協議の中で「社会保障改革は、新たに国民会議をつくって1年間議論し、消費税引き上げまでに改革を進めることが確認されている」と力説。さらに「景気対策、低所得者対策も、きちんと増税先行にならないよう歯止めをかけている」と強調した。
　また、党防災・減災ニューディール推進基本法検討プロジェクトチームの進ちょく状況について、「今、法案骨子をまとめており、来週中にも公表できるよう作業を進めている」と表明した。　(公明新聞 2012-07-05、以下も)

【低所得者対策が前進へ　堺市　夜回り先生もエール　3党合意で北がわ氏力説】
　北がわ副代表は、社会保障と税の一体改革関連法案をめぐる民主、自民、公明の3党による修正合意に言及。公明党の主張によって、増税を行う前に（1）景気・経済対策　（2）「簡素な給付措置」や「軽減税率」「給付つき税額控除」といった低所得者対策　（3）社会保障の具体像を示す――の前提条件を取り付けることができたと述べ、「やみくもな増税に鍵を掛けた」と強調した。
　水谷氏は、「公明党は“声なき声”に耳を傾け続けてきた。公明党を応援することが、弱者を守ることにつながる」と語った。