今 一重の「心ざし」を

2012年7月6日(金)更新:1
【御書とともに〈84〉名誉会長が指針を贈る】
 人の心かたければ神のまほり必ずつよしとこそ候へ、是(これ)は御ために申すぞ古(いにし)への御心ざし申す計りなし・其(それ)よりも今一重強盛に御志あるべし (乙御前御消息、1220ページ)
〈通解〉 心の堅固な者には、諸天善神の守りが必ず強いというのである。このように言うのは、あなたのために言うのである。あなたの昔からの信心の深さは言い尽くせない。だが、それよりもなお一層、強盛に信心をされるべきである。

《同志への指針》
 心は不思議である。いくらでも強くなる。深くなる。その最も強く深い心が、信心である。
 堅固な信心があれば、いかなる状況であろうと、必ず厳然と守られる。
 信心は常に「いよいよ」「これから」だ。「今一重強盛」の信心で、日に日に新たな出発を期すのだ。それが、誉れ高き我らの「常勝の魂」である。 (聖教新聞 2012-07-06)